ご希望の神社・寺・教会情報を無料で検索できます。

施設検索/ホームメイト・リサーチTOP

ホームメイト神社・寺・教会リサーチ

神社・寺・教会情報

「神職」とは



神社で祈祷やお祓いなどの神事を行なう奉仕者のことを「神職」と言いますが、一般的には「神主」という呼び名の方が馴染みがあるかもしれません。元々はその土地の神様である氏神様を祀る際に中心として動く人物のことでしたが、のちに職業として定着していきました。こちらでは、神職の役割や階級について詳しく見ていきましょう。

神職の役割と仕事

神道では、神職のことを「神と人との仲執持(なかとりもち)」と言います。人が願いや思いを直接神様に伝えることができないため、その間をとりもつといった意味があるのです。

神職の朝は早くからはじまります。毎朝6時頃には開門し、まずは境内の清掃。これらが終わると本殿で「朝拝(ちょうはい)」と呼ばれる朝のお参りをします。

日中は参拝者の祈祷や御札やお守り等の物販、神社の清掃や修繕等が主な仕事で、地鎮祭やお祓い等の依頼があれば、現地に赴き祈祷をし、そして、夕方には「夕拝(ゆうはい)」を行ない、一日の納めとなります。

「神職」と言うと、祈祷やお祓いなどの儀式が中心である印象があるかと思いますが、参拝者の目に触れない業務もたくさんあります。前述の境内の清掃や祈祷の受付など事務的な仕事も大切な仕事です。大きな神社であれば分担して業務をこなすこともできますが、小さな神社の場合すべてを神職一人で行なうことも珍しくありません。

また、このような小規模な神社では、神社経営だけで生計を立てることが難しいこともあり、学校等で教鞭を執りながら神職をしている方も見受けられます。基本的に公立・私立共に教師の副業は厳禁です。しかし、神主などの営利目的ではない職業であれば、例外として認められることもあります。

教師と神職、まったく関係のない職業のように思えますが、伝統を重んじる神道の世界を学んだ神職が教育という現場で夢ある子どもを指導するのはとても有意義なこと。神職としての考えや目線が、教育現場で活かされることもたくさんあることでしょう。

巫女の役割

神社には「巫女」と呼ばれる白い着物に赤い袴をはいた女性がおり、主に規模の大きな神社の社務所で、祈祷の受付や物販の販売などの事務仕事をしています。基本的には神職のお手伝いをしますが、神職のように祈祷をしたり、「神楽(かぐら)」と呼ばれる祭の際に、神様に捧げる舞を踊ったりすることもあるため練習が欠かせません。

これら巫女の仕事に特に資格は必要ありませんが、意外に狭き門で多くは縁故採用。どうしても巫女として働きたい女性には、年末年始のアルバイトがおすすめです。初詣などで神社が最も忙しい時期のため、臨時アルバイトを募集する神社が多く見られます。

神職の階級

神職には「神主」、「宮司(ぐうじ)」等、地域の神社によって神職を指すいくつもの呼び名がありますが、これらは俗称で正式な名称ではありません。

しかし、これとは別に神職には階級別の正式名称が存在しており、神社本庁により定められています。神社の世界にも、一般企業と同じように役職や階級があるのです。

役職の高い順の階級は、以下の通り。

  • 宮司(ぐうじ)…神社の代表者であり原則として各神社に一人
  • 権宮司(ごんぐうじ)…神社の副代表者。
  • 禰宜(ねぎ)…宮司の補佐役
  • 権禰宜(ごんねぎ)…一般職員
  • 出仕(しゅっし)…見習い

権宮司は、護国神社など比較的規模の大きな神社にしか置かれていません。階級は上に行けば行く程、知識や経験を問われることとなります。