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神職になるには



パワースポットとされる伊勢神宮の参拝客は、2007年(平成19年)以降、増加の一途を辿り、それに合わせるかのように、神社に仕える神職に就きたい人も増加しています。こちらでは、神職になるにはどうしたら良いのかを見ていきましょう。

神職資格を取得する

神社本庁に属する神社では、規定された神職資格がないと神職に就くことができません。この資格には、以下の階位があります。

  • 浄階(じょうかい)…神職の最高位。明階を持ち、長く宮司を務めたしかるべき功績があった者のみが授与される階位。
  • 明階(めいかい)…別表神社(規模の大きな有名神社等)の宮司や権宮司になるために必要。
  • 正階(せいかい)…県社など一般の神社の宮司、別表神社の禰宜になるために必要。
  • 権正階(ごんせいかい)…村社、郷社の宮司になるために必要。
  • 直階(ちょっかい)…神社の権禰宜になるために必要。

「浄階」に関しては、大きな業績を上げた明階を持つ者だけに与えられる希少階位のため、すべての神職者が得られる訳ではありません。

しかし、浄階以下の階級であれば努力により取得することは可能。神職資格を得るためには大きく分けて、以下の3つの方法があります。

大学の専門学科

社家以外の人が神職資格を得るための最も一般的な方法が、神職資格取得過程を有する大学を受験し卒業することです。大学の場合、入学試験さえ突破できれば、社家出身者や関係者でなくとも神職資格を取得できる権利を得ることができます。

この神職資格取得過程を有する大学は、東京都渋谷区にある「國學院大學」と三重県伊勢市にある「皇學館大学」の2つのみ。これらの大学で4年間学び、所定の課程を修了することで卒業時に「正階」の資格が授与されます。その後2年間、神社奉仕と各種研修をすることで、さらに上の階位の「明階」が授与されます。

神職養成所

日本全国のいくつかの神社に設置してある「神職養成所」で神道を学び、神職資格を取得する方法もあります。前述の大学と比べると養成所は専門学校的な位置づけで、2年間の課程である普通課程Ⅱ類では卒業時に正階授与、1年間のⅠ類では卒業時に権正階が授与されます。

全国の神職養成所は、以下の通り。

  • 出羽三山神社神職養成所(山形県鶴岡市)
  • 志波彦神社 塩竈神社神職養成所(宮城県塩竈市)
  • 熱田神宮学院(愛知県名古屋市)
  • 京都國學院(京都府京都市)
  • 神宮研修所(三重県伊勢市)
  • 大社國學館(島根県出雲市)
  • 國學院大學別科神道専修(東京都渋谷区)

神職養成講習会

國學院大学や皇學館大学では毎年検定講習を行なっており、こちらでも神職資格を取得することができます。取得期間は、約1ヵ月と大学や養成所に比べてとても短い取得方法ですが、その内容は簡単ではありません。

講習会に参加するためには、都道府県の神社庁の推薦書が必要となります。この推薦書は簡単に手に入るものではなく、まずは各神社の宮司の推薦が必要。この宮司の推薦を本庁が承認するという形になるのです。つまり、神社の代表者である宮司が推薦を出しても良いと思える程の関係を築いていないと難しいでしょう。また、いくら推薦を取り付けたとしても、あらかじめ資格取得後の奉職先の神社が決まっていない人は受講できません。