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四国地方の神社



本州との間に瀬戸内海を挟む四国には、海上交通や海戦の守護神として崇められてきた神社が多く見られます。海があるため地続きで他の地方へ行くことができず、また四国内でも隣国へ行くには山脈を越えないと行くことができないため、これらの神社は地域一帯の結束を強め、独自の信仰を集めていくこととなりました。

金刀比羅宮(香川県)

「こんぴらさん」と呼ばれ親しまれている金刀比羅宮は、海上航海安全の守護神として全国に広がる金刀比羅神社、あるいは琴平神社の総本宮です。古くから漁業関係者や船員、または海上武人から厚い信仰を集め、太平洋戦争前の大日本帝国海軍の慰霊祭や、戦後における朝鮮戦争の海上保安庁殉職者の慰霊祭も、この金刀比羅宮で執り行なわれているのです。

その由来は、祭神である大物主神(おおものぬしのかみ)が、海の彼方から波間を照らし現れた神であることにあると考えられています。

通常、「延喜式神名帳(神社の一覧)」に記載されているのは神社です。金刀比羅宮は、この神名帳に記載されているにもかかわらず、神仏習合(神の信仰と仏の信仰が結びついた宗教)思想に基づく寺社として捉えられていました。江戸時代中期には、全国への庶民に信仰が広がり、各地から金刀比羅参りが盛んに行なわれ、その規模はお伊勢参りに次ぐ程であったと言われています。1868年(明治元年)に神仏分離令が出された際に、神社として改められました。

祭神
大物主神・崇徳天皇
住所
仲多度郡琴平町川西892-1
アクセス
JR「琴平」駅から参道入り口まで徒歩20分

大麻比古神社(徳島県)

阿波国一宮の大麻比古神社(おおあさひこじんじゃ)は、「おおあささん」「おわさはん」の呼び名で親しまれている神社で、かつては阿波国と淡路国の総鎮守、現在は徳島県の総鎮守として厚い信仰を集めています。その創始は、初代天皇である神武天皇の御代にまでさかのぼります。

大麻比古神(おおあさひこのかみ)の孫である天富命(あめのとみのみこと)が神武東征の際に阿波国に移り住み、この地を開拓して麻やコウゾの栽培と麻布木綿の生産を始め、地域の殖産興業と民衆にもたらされる富の基礎を築くことに成功しました。その感謝の意を込め、祖父である大麻比古神を阿波国の守護神として祀ったことが大麻比古神社の発祥となりました。

その後も多くの信仰を集め、室町時代になると阿波国や讃岐国を治めた阿波細川氏や、阿波国守護代を務めた三好氏などからも崇敬を集め、江戸時代には徳島藩主蜂須賀家からの厚い保護を受けるなど、阿波国随一の神社として守られてきたのです。また、ご神木の大クスノキは樹齢1,000年以上であると言われ、鳴門市の天然記念物に指定されています。

祭神
大麻比古神・猿田彦大神
住所
鳴門市大麻町板東字広塚13
アクセス
徳島バス「大麻神社前」下車すぐ

大山祇神社(愛媛県)

「しまなみ海道」で知られる瀬戸内海の島・大三島の鷲ケ頭山(わしがとうさん)をご神体として祀る大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)は、伊予国の一宮であると同時に全国に分布する三島神社の総本社です。「大三島」という地名も大山祇神社を「偉大なる三島神社」「三島神社の総代表」の意味で呼ぶことに由来しています。

元来「三島」とは「御島」と書き、大三島の尊称でした。ここから島作りの神、そして海上航海の神として「三島神社」は崇敬を集めました。同時に祭神である大山積神(おおやまづみのかみ)は山の神でもあるため、陸海の戦いの神としても崇められたのです。瀬戸内海を舞台に繰り広げられた源平の合戦の頃には、源氏からも平家からも信仰を集め、両家から奉納された武具が現在でも多く残されています。

祭神
大山積神
住所
今治市大三島町宮浦3327
アクセス
瀬戸内運輸バス・瀬戸内海交通バス「大山祇神社前」下車すぐ