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神社・寺・教会情報

九州・沖縄地方の神社



朝鮮半島や南方諸国との交易における歴史が他の地方に比べて深い九州や沖縄には、海上交通の安全に神徳がある神社が多く存在します。また、明治まで琉球王国として独自の文化を作り上げた沖縄には、土地に古くから伝わる信仰と本州から入った信仰が融合した結果の神社も点在しています。

宗像大社(福岡県)

宗像大社(むなかたたいしゃ)は、全国におよそ6,400社以上もある宗像神を祀る神社や厳島神社の総本社です。三つの社から構成されており、「総社辺津宮(へつぐう)」「中津宮(なかつぐう)」「沖津宮(おきつぐう)」を総称して「宗像大社」と呼んでいます。

総社辺津宮は九州本土にあり、中津宮は九州本土から約10キロメートルの玄界灘上に浮かぶ大島に、沖津宮はさらにその先、約60キロメートルの絶海の孤島・沖之島にあります。それぞれに祀られている祭神は「宗像三女神」と呼ばれており、天照大御神から「九州から朝鮮半島に続く要衝に降臨し皇室を守護せよ」との命を受けた素戔嗚尊(すさのおのみこと)の剣から生まれた神々です。

宗像神社は「道主貴(みちぬしのむち)」と呼ばれ、あらゆる道を司る神として広く信仰されてきました。古くからの海運はもちろん、明治以降日本に導入された鉄道関係者からの祈願も多くあり、またその後のモータリゼーション時代以降は自動車の安全祈願が増え、交通安全の神社としても知られています。

祭神
総社辺津宮:市杵島姫神、中津宮:湍津姫神、沖津宮:田心姫命
住所
総社辺津宮:宗像市田島2331、中津宮:宗像市大島1811、沖津宮:宗像市大島沖之島

宇佐神宮(大分県)

豊前国一宮である宇佐神宮は「宇佐八幡宮」とも呼ばれ、全国におよそ4万4,000社ある八幡宮の総本社です。「八幡宮」とは、誉田別尊(ほんだわけのみこと)と呼ばれる八幡大神(はちまんおおかみ)、すなわち応神天皇を祀る神社で、勝運招来や殖産興業、そして国家鎮護の神徳があるとされています。加えて海上や陸上の交通の守護神である比売大神(ひめのおおかみ=宗像三女神)と、応神天皇の母である神功(じんぐう)皇后の三神を祭神として祀り、古代より国家鎮護の神社として崇拝されてきました。

そのため、皇室やときの権力者、あるいは有力武将たちからも厚い崇敬を受け続け、いわゆる「八幡信仰」の起点となりました。平安京の鎮守である石清水八幡宮や源氏の氏神としての鶴岡八幡宮などは、宇佐神宮からの勧請(神霊を分けて祀ること)や勧請先からのさらなる勧請が創始となっています。

祭神
八幡大神(応神天皇)・比売大神(宗像三女神)・神功皇后
住所
宇佐市南宇佐2859

波上宮(沖縄県)

那覇市中心部から程近い海岸沿いにあるのが、波上宮(なみのうえぐう)です。その創始は不詳ですが、琉球王国の総鎮守として、また熊野信仰の影響を受けており、祭神には日本の母神である伊弉冉尊(いざなみのみこと)や、熊野権現である速玉男尊(はやたまをのみこと=薬師如来)、事解男尊(ことさかをのみこと=千手観音)が祀られていることにも見ることができます。

沖縄には、古くから「ニライカナイ信仰」と呼ばれる海の彼方の神に祈る信仰があり、崖の上にあり海を広く見渡せる波上宮の立地は、ここに由来しているとの説が有力です。また、琉球王国の中心的な交易拠点であった那覇には、中国大陸の国や台湾、大和、南方諸国などから来る各国の船が集結する地でもあり、彼らの海上交通の安全を祈願・感謝する聖地として多くの崇敬を集めていました。現在でも波上宮は沖縄県の総鎮守として崇められています。

祭神
伊弉冉尊・速玉男尊・事解男尊
住所
那覇市若狭1-25-11