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「寺」とは



私たち日本人にとってお寺という場所は馴染みが深く、誰しもが一度は訪れたことがある場所。しかし、お寺のことを改めて詳しく知る機会はなかなかないのも事実です。こちらでは、お寺の始まりやお寺の基礎的なことをご紹介します。

寺の起源

現在、私たちがお寺に出向くときと言えば、お墓参りやお葬式などの仏事が主で、他には建物や仏像、庭園などを鑑賞するために、観光地として有名なお寺に行くこともあります。このような目的で訪れるお寺ですが、元々お寺とは仏教の布教のために造られた施設でした。

「寺」という言葉は、元々中国において「役所」を意味します。後漢の明帝の時代、布教活動のため中国へとやってきた2人のインドの僧が滞在した場所が、「鴻臚寺(こうろじ)」という迎賓館のような役所でした。その後、インドの僧らが住むための施設として建てられた建物を「白馬寺(はくばじ)」と名付け、それ以来僧侶が住む場所には「寺」という文字が付けられるようになったのです。

ちなみにこの「白馬寺」、2人の僧侶らが白馬に乗ってやって来たことからこのような名が付けられました。

現在、このように僧侶たちが居住する建物は「僧房(そうぼう)」と呼ばれています。他にも「宿坊(しゅくぼう)」という施設を持つ寺院がありますが、僧侶以外の人も宿泊が可能です。元々は僧侶のために作られた宿泊施設でしたが、平安時代の寺社参詣の普及に伴い、訪れる貴族や武士をはじめ一般の参拝客も泊まることができるようになりました。

身近なお寺

一言に「寺」と言っても、その宗派やご本尊は様々。

私たちの生活に関係が深いお寺を例に挙げて、そのおおまかな違いをご紹介しましょう。

地域に密着したお寺

実家が仏教のいずれかの宗派に属している方は、「檀家(だんか)」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。

「檀家」とは、特定のお寺に所属し、そのお寺を支援する家のことを指し、檀家が支援する寺院を「檀那寺(だんなでら)」と呼びます。

檀那寺は、地方程小規模な寺院が多く、近隣住民と密接な関係を築いています。大抵の場合、敷地内に墓地があり、檀家はお墓の管理や身内の葬式、法事などといった先祖の供養を檀那寺に一任。その御礼として、檀家はお墓の管理費やお布施を檀那寺へと納めるのです。

この制度は、すでに鎌倉時代から自然と始まったと言われていますが、江戸時代にキリシタン禁制を設けたことと同時に檀家制度も法的に制度化されました。

その当時、民衆はどこかのお寺の檀家になることが義務付けられており、寺院で行なわれる説教などの集会に積極的に参加して布教活動をしたり、必ずお布施を納めたりすることが決まりごとでした。

現在でも、檀那寺との付き合いがあるお宅は多く見られますが、檀家になるかならないかを選択する自由度は昔と比べると高まっています。

観光地としてのお寺

特定の檀家に支えられている地域の檀那寺とは対照的に、京都や奈良などには多くの観光客で賑わうような有名な寺院があります。こちらは信仰、そして観光の対象として幅広い参拝客を集めており、外国人観光客からも人気が高いスポットです。

その中の多くは、世界遺産や国の重要文化財として登録されており、歴史ある建物や国宝のご本尊、庭園の美しさなどそれぞれの魅力で多くの人を惹き付けています。