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信仰の対象と寺の種類



キリスト教、イスラム教とならび世界三大宗教のひとつに数えられる仏教は、私たち日本人にとって最も親しみのある宗教です。そんな仏教について少し掘り下げて知ってみることで、普段何気なく目にしている仏像やお寺も一層興味深く見えます。

こちらでは、仏教の信仰対象や寺の種類をご紹介します。

仏教における信仰の対象

まずは宗教の基本となる「信仰の対象」、つまり最も偉大であると定められている人物について見てみましょう。

仏教に「唯一絶対」の神はいない理由

世界三大宗教の中で、仏教が他2つの宗教と最も異なる点が「信仰の対象」です。キリスト教においてはイエス・キリストが、イスラム教においてはアッラーがそれぞれ世界と人間を創造した唯一絶対の神であると信じられています。これに対し、仏教では唯一絶対の神を持ちません。信者が自ら悟りを開いて成仏することを目指す仏教では、開祖のブッダ、そして多くの如来や菩薩はあくまでも人々に生き方を示すお手本であると考えられています。

つまり、仏教とはキリスト教やイスラム教のような「一神教」ではないということになります。

ご本尊の存在

お寺や仏壇の多くには「ご本尊」として仏像が飾られており、私たちは仏像を崇めて手を合わせています。

人々よりも先に悟りを開き、道を示してくれると同時に人々を救済してくれる存在を「仏陀(ブッダ)」つまり「仏」とし、仏を模して作られた仏像を「信仰の対象」としているのです。

お寺の種類

他の世界宗教と同じく様々な宗派が存在する仏教ですが、宗派によってお寺の呼び方や存在意義が変わるということはありません。

お寺の種類とは、以下のように「目的の違い」で分類されます。

供養寺

境内に墓地があり、祖先を供養してくれる寺のことを「供養寺」と言います。ほとんどの人の場合、先祖の代から実家の宗派が決まっており、その宗派に属する供養寺の「檀家(だんか)」となっています。

檀家側からは、供養をお願いしているお寺のことを「檀那寺(だんなでら)」と呼びます。実家の檀那寺を知らない人は、一度ご両親に聞いてみると良いでしょう。

学問寺

「学問寺」とは、僧侶が勉強や修行を積むお寺のこと。各宗派の総本山・大本山などがこれにあたります。経典習得のための読経や写経をはじめ、宗派によっては瞑想、坐禅などの修行を行なうこともあります。

祈祷寺

「祈祷寺」とは、祈願の目的で建立された寺を指します。現代では、真言宗や天台宗などの密教系のお寺が代表的。密教特有の「護摩(ごま)」という方法で、ご本尊に願い事の成就を祈ります。

「護摩」とは、「護摩堂(ごまどう)」と呼ばれるお堂に置かれた「護摩壇(ごまだん)」に火を点けてお供物を入れ、次に願い事を書いた「護摩木(ごまき)」を投入するという祈祷法。

厄払いや新車を納車したときの交通安全祈願、七五三などのお祈りの際に神社に訪れる方も多いかと思いますが、密教系のお寺でもこのような祈祷ができることを覚えておくと良いでしょう。