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寺の設備



寺の設備と言えば五重塔をはじめ、山門や金堂、講堂等、いくつもの建物を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。境内は、このようにいくつかの建築物で構成されており、その基本となるのが「七堂伽藍」。塀で囲まれ、左右対称に建物が配置されているところも寺の特徴です。

こちらでは、寺を構成する施設や設備をご紹介しましょう。

七堂伽藍

「伽藍(がらん)」とは、僧侶が集まり修行を行なう場所のこと。「七堂伽藍(しちどうがらん)」とは、「山門」、「本堂(金堂)」、「塔」、「講堂」、「食堂」、「僧坊」、「鐘楼」、「回廊」等、寺を構成する基本の建物のことです。お経を納める「経蔵」や「浴室」、便所である「東司(とうす)」も重要な寺院建築物として、七堂に数えることもあります。七堂伽藍の「七」とは、7つの設備が揃っているという意味ではなく、寺に必要な設備がすべて整っていることを示しているのです。

七堂伽藍が整っているのは大勢の僧侶が住む大きなお寺で、一般的には「本堂」と「鐘楼」だけといった小さな寺の方がほとんどです。

伽藍の配置

寺の伽藍の配置は宗派によって様々で、時代によって変化をしてきました。基本の形は左右対称で、多くの寺は南が正面です。

山門をくぐりまっすぐに参道を進むと、正面にあるのが本堂(金堂)で、その寺の本尊を祀っています。本堂の周辺には、五重塔など寺のシンボルになる塔や、鐘をならす鐘楼があります。

仏殿である本堂の背後には、僧侶の修行の場である講堂(法堂)があり、こちらで高僧が講義などを実施。講堂は寺の中でも、最も大きな施設であることがほとんどです。

本堂(金堂)

寺の本尊を安置し礼拝する、寺の中でも特に重要な建物である本堂。仏のことを「金人(きんじん)」と言うことから「金堂」と呼ばれ、また禅宗では「仏殿」、浄土真宗では「阿弥陀堂」と呼ばれています。

現存する日本最古の本堂は法隆寺の金堂。また、日本で最も大きな本堂は東大寺の大仏殿で、正式名称は「東大寺金堂」です。

本来、寺院の本堂(金堂)は誰もが自由に参拝できる場所ではなく、堂内はとても狭かったのですが、鎌倉時代以降になると参拝者が堂内に入ることができるようになり、広く開放的な本堂が増えました。内部は本尊を安置する「内陣」と参拝者が礼拝する「外陣」に分かれており、本尊のある内陣の周りを外陣が取り囲むような形となっています。

講堂や五重塔がないお寺は少なくありませんが、本堂(金堂)がない寺は存在しません。

寺の塔は、お釈迦様が亡くなったときに塔を建てて、その中に遺骨を安置したことがはじまりです。つまり、仏教と共に日本に伝わった仏様のお墓と言えます。塔の階数は奇数が原則で、日本には一重・三重・五重・十三重の塔が現存。平安時代以降、密教の伝来により山岳に寺院が建てられるようになると、塔は境内で最も目立つ場所に配置されるようになり、お寺の位置を示すランドマークのような役割も果たすようにもなりました。

世界最古の木造五重塔は法隆寺にあり、世界遺産にも登録されています。建てられてから1,300年以上、一度も倒れることなく耐えてきた非常に丈夫な塔です。