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お寺の祭礼の種類と内容



仏教では、仏様や死者への供養、仏像、本尊に対する祭礼儀式のことを「法会(ほうえ)」と呼びます。釈迦如来の記念日や新年の儀礼、先祖供養、祖師の命日等、一年を通し様々な行事を催し法会を営む日本の寺院。こちらでは、釈迦の記念日を中心にお寺で行なわれる主な仏教行事をご紹介します。

祭礼の種類

寺院で行なわれる法会には、宗派によって多少の違いはあるものの、主に以下のものが行なわれ、寺によっては縁日が開かれることもあります。

  • 経典を講説するもの…最勝講(さいしょうこう)・維摩会(ゆいまえ)・法華会(ほっけえ)等。
  • 仏の前で懺悔をする懺法(せんぼう)…東大寺二月堂の「お水取り」、薬師寺の「修二会」等。
  • 釈迦の記念日…涅槃会(ねはんえ)、灌仏会(かんぶつえ)、成道会(じょうどうえ)等。
  • 祖師の命日…最澄の命日「山家会(さんげえ)」、空海の命日「御影供(みえく)」等。
  • 先祖供養…盂蘭盆会(うらぼんえ)、彼岸会(ひがんえ)等。
  • 新年の儀式…修正会(しゅしょうえ)等。

祭礼の内容

寺院で行なわれる祭礼の中でも、全国の寺院で広く営まれている釈迦如来記念日の法会をご紹介します。

涅槃会(2月15日、3月15日)

「涅槃会(ねはんえ)」とは2月15日、釈迦の入滅の日(亡くなられた日)に営む法会のこと。釈迦は、今から約2,500年前の旧暦2月15日に、最後の教えを残して80歳の生涯を終えました。涅槃会は、釈迦の残した教えや徳に感謝をするという意味で毎年行なわれており、新暦の3月15日に行なう寺院もあります。

前日の旧暦2月14日には「仏涅槃図(ぶつねはんず)」と言う、沙羅双樹(さらそうじゅ)の下で亡くなった釈迦と、それを嘆き悲しむ弟子たちの様子を書いた絵画を掲示。そして、釈迦の最後の説法「仏遺教経(ぶつゆいきょうぎょう)」を唱え、ご遺徳を偲びます。全国の多くの寺院で涅槃会は行なわれますが、中でも全国有数の大涅槃図が公開される京都の「泉涌寺」や「東福寺」の涅槃会が有名です。

涅槃会の「はなくそ」
京都の寺院では、涅槃会のお供え菓子として「はなくそ」と呼ばれる小さなあられが用意されます。お菓子の名前に「はなくそ」なんて!とびっくりしますが、仏様へのお供え物は漢字で書くと「花供僧(はなくご)」。これと音と見た目が似ていることから「釈迦のはなくそ」と揶揄されているようです。この「はなくそ」は「厄除けあられ」とも言われる縁起物で、食べると一年間、無病息災で過ごせると言われています。

灌仏会(花まつり)(4月8日)

釈迦の誕生日とされる4月8日に誕生を祝って行なわれるのが「灌仏会(かんぶつえ)」、通称「花まつり」です。「降誕会(ごうたんえ)」、「仏生会(ぶっしょうえ)」などとも呼ばれています。

釈迦が今から約2,500年前、現在のインド国境に程近いネパールで誕生したとき、天から甘露の香水が降ってきたという伝えがあります。このことから、灌仏会では釈迦の像(誕生仏)に柄杓で甘茶を掛けてお祝いをするのです。参加者にも甘茶が振る舞われ、寺院が経営する幼稚園や保育園では甘茶を頂く園行事として定着しているところもあります。

仏教徒にとってこの日は、キリスト教のクリスマスのような一大イベント。日本のみならず世界各地の寺院等で祝いの行事が開催されます。