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北海道・東北地方の寺



東北地方には、天台宗の指導者として活躍した慈覚大師円仁ゆかりのお寺がいくつも存在しています。円仁の働きかけにより東北では、天台の教えが広く信仰されました。こちらでは、東北地方の代表的なお寺である、恐山「円通寺」や奥州平泉文化の中心「中尊寺」をご紹介します。

円通寺(青森県)

青森県むつ市に位置する曹洞宗の寺院、円通寺(えんつうじ)。「恐山(おそれざん)」の名でも知られ、東北地方を代表する天台行者の修練道場として繁栄しました。平安時代初期の862年(貞観4年)、慈覚大師円仁(じかくたいしえんにん)が草庵を結んだのが起源であると言われています。

しかし、山岳修練道場としての繁栄は長くは続かず、次第に荒廃。1530年(享禄3年)に僧侶、宏智聚覚(わんちじゅがく)が、曹洞宗の寺院として再興しました。

恐山菩提寺

恐山にある円通寺の飛び地境内には「恐山菩提寺」があり、円通寺は恐山菩提寺の本坊も務めています。「比叡山」、「高野山」と並ぶ日本三大霊園に数えられる恐山。今でもこの場所には死者の魂が集まるとされ、恐山菩提寺の境内は「イタコの口寄せ」でも知られます。

毎年7月20日から24日の5日間、恐山大祭が開催されます。多くの信者が泊まりがけで恐山に参拝する祭ですが、この際に行なわれるのが「イタコの口寄せ」です。死者の霊を呼び起こし現実に対話ができる、そんな不思議な体験ができます。

昔から恐山では「大祭の日に地蔵を祈れば、亡くなった人の苦難を救う。」と言われており、10月に行なわれる「恐山秋詣」と共に、多くの信者で賑わいを見せています。

本尊
釈迦如来
住所
青森県むつ市新町4-11

中尊寺(岩手県)

岩手県平泉に位置する中尊寺(ちゅうそんじ)。平安時代後期に100年に亘って隆盛を誇った奥州藤原氏四代、清衡、基衡、秀衡、泰衡らの華やかな文化の名残を、中尊寺から見ることができます。

中尊寺も円通寺と同じく850年(嘉祥3年)、比叡山延暦寺の高僧慈覚大師円仁が開創したのが始まり。その後、平安時代後期に奥州藤原氏初代であった藤原清衡により、大規模な中尊寺の造営が開始されました。清衡は仏の世界を地上に表現できる仏都の建設を永遠のテーマに掲げ、中尊寺造営に取り組んだのです。

当時の姿をそのまま伝える金色堂や3,000点以上の国宝や重要文化財から、奥州藤原氏栄花の様子を見て取ることができます。

金色堂

中尊寺金色堂(ちゅうそんじこんじきどう)は、中尊寺の敷地内にある、奥州藤原氏初代清衡によって建立された仏堂。まばゆい輝きを放つ金色堂は、文字通り中も外も総金箔張りを施した豪華絢爛な造りです。中央には地蔵菩薩や阿弥陀三尊が鎮座し、その下には栄花を極めた清衡、基衡、秀衡の亡骸と泰衡の首級が納められています。

当時の日本で唯一とも言える金の産出地であった奥州。奥州藤原氏が莫大な富と名誉を築き華やかな文化が栄えたのも、彼らが金の産出地を支配していたからだと言われています。

権威を極め、果てには金色に輝いた仏堂を終の棲家と定めた奥州藤原氏。この中尊寺金色堂の前に立てば、「地上の浄土」を求めた彼らの想いがひしと伝わってきます。

本尊
釈迦如来
住所
岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202