ご希望の神社・寺・教会情報を無料で検索できます。

施設検索/ホームメイト・リサーチTOP

ホームメイト神社・寺・教会リサーチ

神社・寺・教会情報

中部地方の寺



中部地方には、庶民信仰の寺として「御開帳」が全国に知られる「善光寺」をはじめ、一度は訪れてみたいお寺が数多くあります。こちらでは、歴史ある中部地方の代表的な寺である、日本最古の仏像が本尊の「善光寺」や曹洞宗の大本山「永平寺」を詳しくご紹介しましょう。

善光寺(長野県)

年間約600万人もの参拝者が訪れる大寺院、善光寺(ぜんこうじ)。日本の仏教が諸宗派に分離する前からの寺院のため、どこの宗派にも属していない、宗派を超えた珍しいお寺です。無宗派ですが、「天台宗」と「浄土宗」の僧侶たちが共同で護持しており、法要などの日常業務を交代で行なっています。

善光寺のはじまり

善光寺の御本尊は「一光三尊阿弥陀如来像(いっこうさんぞんあみだにょらいぞう)」。この仏様は、日本に仏教が伝来した552年(欽明天皇13年)に、インド・朝鮮半島を経由して日本に伝わった、日本最古の仏像だと言われています。

当時、本田善光(ほんだよしみつ)という人物が、この仏像を信濃の国に安置したことが善光寺のはじまりです。その後、「善光さんのはじめたお寺」ということで「善光寺」と呼ばれることとなりました。

御開帳

「善光寺」と言えば、数え年で7年に一度の御開帳が広く知られています。

「開帳」とは、寺院の厨子(仏像などを収めている両開きの箱)の帳を開き、いつもは拝むことのできない仏様を人前に公開することです。善光寺ではこの期間、普段御宝庫に安置されている「前立本尊」を本堂にお迎えし、人々が参拝できるようになります。

「前立本尊」は、実は御本尊ではありません。御本尊の分身の仏様だと言われており、善光寺の御本尊である前述の「一光三尊阿弥陀如来像」は絶対秘仏。なんと今までに誰も見たことがないのです。その代わりとして、鎌倉時代に「前立本尊」が造られました。

日本最古の仏像である「一光三尊阿弥陀如来像」は拝むことすらできませんが、その代わりである前立本尊でさえも7年に一度の御開帳時だけしか拝めない、秘仏としてとても大切に安置されています。

本尊
一光三尊阿弥陀如来
住所
長野県長野市元善町491

永平寺(福井県)

曹洞宗の大本山である福井県の永平寺(えいへいじ)。樹齢約700年もの杉に囲まれた永平寺の境内には、全国からたくさんの修行僧が集い、日々厳しい修行を積んでいます。

日本の曹洞宗の開祖「道元」が開いた総本山

「曹洞宗」とは、唐の時代の中国でおきた全仏教の流れをくんだ宗派で、日本へは鎌倉時代に宋に渡った道元により伝えられました。1226年(嘉禄2年)日本へ帰国した道元は1244年(寛元2年)、修行のために「傘松峰大仏寺(さんしょうほうだいぶつじ)」という寺院を建設します。その2年後、名称を「永平寺」と改め、修行道場として、弟子の育成に尽力しました。

只管打坐

道元の教えは「只管打坐(しかんたざ)」と言う、ただひたすら坐禅に取り組む姿勢で知られています。これは坐禅自体に絶対的な価値を見出すもの。道元は、この坐禅を中心とした修行を主張し、庶民から貴族まで幅広い信仰を得ました。永平寺は、この教えを学ぶための根本道場として活躍し、全国から「雲水(うんすい)」と呼ばれる修行僧が集います。

この教えは、日本のみならず世界中で信仰されており、iPhoneで知られる米国アップル社の創始者スティーブジョブズ氏も生前禅に強く魅せられました。永平寺で出家することも真剣に考えたことがある、と自伝で語っているくらいです。

永平寺では、出家をしていない一般の方に対しても修行体験を行なっています。1泊2日の「参籠修行」と3泊4日の「参禅修行」。とても厳しいながらも充実した日々が過ごせる貴重な体験とあって、禅の世界に触れたいと願い人々が集う人気の観光名所にもなっています。

本尊
釈迦如来、弥勒仏、阿弥陀如来
住所
福井県吉田郡永平寺町志比5-15