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中国地方の寺



中国地方には、出雲大社厳島神社などの大きな神社があることで知られていますが、実は由緒ある寺院も多数存在しています。こちらでは中国地方の代表的な寺として、不思議なお堂で知られる「三仏寺」と、大内文化を代表する五重塔が美しい「瑠璃光寺」をご紹介しましょう。

三仏寺(鳥取県)

標高900メートルの三徳山を境内に持つ天台宗の山岳寺院、三仏寺(さんぶつじ)。「投入堂(なげいれどう)」の名で知られる奥院は、断崖絶壁のくぼみに建てられた他に類を見ない建築物。国宝に指定されており、鳥取県内では世界遺産に推進しようという動きもある程です。

三徳山は元々修行の場であり、投入堂をはじめ文殊堂、地蔵堂などがある山上区域にアクセスするために、険しい山に入山する必要があります。滑落事故等が起こることもあるため、入山の際は服装や靴のチェック(登山靴)などが行なわれることも。また冬季や荒天時には、進入禁止となるので注意が必要です。

立ち入り禁止の「投入堂」

三仏寺の開祖であり偉大な修行者として崇められていた「役行者(役小角)」。彼が法力でお堂を手のひらに載る程まで小さくし、断崖絶壁にある岩窟に投げ入れたという伝説から名付けられたのが「投入堂」です。

実際に建築された時代は定かではありませんが、岩層の切れ目の岩陰を使用し、半高床式の造りで建設されました。足場も組めないような断崖絶壁の中に、まさに何者かに投げられたようにすっぽりとお堂が収まっており、その壮大な姿に見る人はみな感動を覚えます。

中への立ち入りは禁止されており、参拝は下から眺める形のみ。間近で見るためには入山し、険しい山道を1時間近く登らなければなりません。

山道が登れない方のために、ふもとの車道に「投入堂遥拝所」も用意。こちらにある望遠鏡から投入堂を眺めることができます。

本尊
釈迦如来、阿弥陀如来、大日如来
住所
鳥取県東伯郡三朝町三徳1010

瑠璃光寺(山口県)

山口県に位置し、薬師如来を本尊とする曹洞宗の瑠璃光寺(るりこうじ)。このお寺は1471年(文明3年)、大内氏の一族であった陶弘房の夫人が夫を弔うために建設した「安養寺」がはじまりです。大内氏全盛期の大内文化を今に伝える貴重な寺院であり、上に行くにつれて細くなる美しい五重塔は国宝にも指定されています。

国宝五重塔

一際美しさを放つ瑠璃光寺の五重塔は、25代大内義弘の建立した香積寺の名残。義弘は1399年(応永6年)に応仁の乱を起こし、足利義満と戦い戦死しました。その後、弟である26代大内盛見が兄を弔うために五重塔を建設。江戸幕府の成立後に毛利輝元が萩に入り香積寺を萩へと引寺したため、跡地に瑠璃光寺を移転したことで、瑠璃光寺の五重塔となりました。

この五重塔は、日本国内の五重塔の中で10番目に古く、美しさは京都の醍醐寺、奈良の法隆寺の物と並んで「日本三名塔」のひとつに数えられます。室町中期における最も優れた建造物とも言われており、高さは31.2メートルで屋根が檜皮葺造りなところも特徴です。

夜間は年間を通してライトアップされており、昼間とはまた違った厳格な姿を見ることもでき、山口県を代表する観光シンボルとして親しまれています。

本尊
薬師如来
住所
山口県山口市香山町7-1