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キリスト教以外の教会



「教会」と聞くと大抵の人がキリスト教の所持する施設を思い浮かべると思いますが、実はすべてがそうとは限りません。そもそも「教会」とは、本来どの宗教に対しても用いられている言葉であり、その定義は「共通の信仰によって形成される集団・団体や社会のこと」となっています。つまり、キリスト教以外で「教会」と名の付く団体・施設があっても不思議はないのです。では、具体的にどんな宗教があるのでしょう。仏教・神道による代表的な教会は、以下の通りです。

仏教の主な教会

仏教と言えば「寺」のイメージが強いですが、中には「教会」という名前が用いられている施設もあります。

成田山新勝寺 成田山教会

千葉県成田市に位置する成田山新勝寺(なりたさんしんしょうじ)は、弘法大師空海が開いた真言宗の宗派のひとつ、「真言宗智山派」の大本山です。

大日如来(だいにちにょらい)の化身とも言われる「不動明王」をご本尊とし、初詣の際には多くの人で賑わうことでも有名。また、歌舞伎一族「市川家」と縁が深いことでも知られており、市川家の屋号「成田屋」は成田山に由来しています。

成田山は全国各地に別院や分院、末寺、末教会を多数所有し、その数は71ヵ所にも上ります。

高野山真言宗 高野山大師教会

同じく真言宗の一派、「高野山真言宗」にも教会があります。和歌山県伊都郡にある高野山には高野山真言宗の総本山である金剛峰寺が置かれ、その他にも敷地内には高野山真言宗に関する施設が多数存在。その中のひとつが「高野山大師教会」です。この講堂は、布教・宗教舞踊等の総本部として高野山開創1,100年の記念年である1925年(大正14年)に建てられました。こちらでは、各種研修会や講習会が開かれる他、希望者は写経や受戒などの体験をすることができます。

神道の主な教会

古代から日本人は山、川、風など森羅万象のすべてに神様が宿ると考え、神様を祀ってきました。これを「神道」と言い、一般的に神様が祀られている場所は「神社・神宮」と呼ばれています。そして、このような神道は日本において「宗教」として扱われていません。

これは、明治政府が「神社は宗教にあらず」という論理で神社を国家が祀るべき公的施設と位置づけ、神社神道を他の諸宗教とは異なる扱いにしたことが理由です。

これにより神社神道は、布教活動などの「宗教」とみなされる活動とは切り離され、主に祭りなどを取り仕切る役割となりました。

このとき明治政府は、神社と別に宗教活動を行なう団体の中から神道を信奉する民衆宗教団体を教団として認めます。そして、国民の精神生活の柱となる部分を培うという目的で、これらの団体による布教活動を許可しました。天皇から直接の布教許可を受けたその団体の総称が「教派神道」です。

教派神道

このように国家神道との役割分担のため、新たに設けられた「教派神道」。当時、明治政府が公認した団体は神道大教、黒住教、神道修成派、神宮教、出雲大社教、扶桑教、實行教、神道大成教、神習教、御嶽教、神理教、禊教、金光教、天理教の14派でした。

1899年(明治32年)、14派のひとつであった神宮教が財団法人神宮奉賛会となり離脱。以降、「神道13派」という表現が使われるようになりました。

それからは独立、加盟などもあり、2016年(平成28年)には神道大教、黒住教、神道修成派、出雲大社教、扶桑教、實行教、神習教、御嶽教、神理教、禊教、金光教、大本の12教派が教派新道連合会として活動を続けています。

そして、これらの教団が保有する施設の一部が「教会」と呼ばれているのです。