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世界の代表的な教会②



キリスト教がヨーロッパ全土に広まったことにより、ドイツやイギリスにも素晴らしい大聖堂が今も遺されています。カトリック教会がほとんどを占めるイタリアやフランスの大聖堂と比べ、特にイギリスにおいては「イングランド国教会」という教派による大聖堂が多く見られます。

ケルン大聖堂(ドイツ)

世界最大のゴシック様式の建築物として有名な「ケルン大聖堂」。ドイツのケルンに位置し、その荘厳な外観と歴史的背景から1996年(平成8年)には、世界遺産として登録されました。

しかし、周辺の高層建築計画によって景観破壊の危機にさらされ、2004年(平成16年)には、危機遺産に指定。以後、周辺の建築物の高さを規制するなどの市当局の懸命な努力が功を奏し、2006年(平成18年)を以って危機遺産を解除されています。

3代目の大聖堂

カトリック教会として建造されたケルン大聖堂の歴史は古く、初代の大聖堂は4世紀にはすでに完成していたと言われています。その後に建てられた2代目は火災の被害を受け、現存する3代目の建設が始まったのは1248年(宝治2年)のことでした。しかし、その後は資金不足などに悩まされ、着工からおよそ600年ものときを経た1880年(明治13年)にようやく完成。

その外観の迫力のみならずステンドグラスの美しさでも有名で、中でも「バイエルンの窓」と呼ばれる5枚のステンドグラスは必見です。さらに、南塔を上ると眼下に広がるケルンの街の眺望も見逃せません。

ウェストミンスター寺院(イギリス)

他のヨーロッパ諸国と比べ、イギリスには「イングランド国教会」というイギリス独自の教派による大聖堂が多く見られるのが大きな特徴です。

イングランド国教会は、元々カトリック教会の一部でしたが、16世紀ごろからローマ教皇庁から離れ、独立。

そして、イングランド国教会を代表する教会と言えば「ウェストミンスター寺院」です。エドワード懺悔王が11世紀に建設したとされるウェストミンスター寺院ですが、1245年(寛元3年)にはヘンリー3世がフランスの建築家を招いてフランスのゴシック建築に改装をするなど、時代によって様々な様式で増改築が繰り返されました。

1987年(昭和62年)には、「ウェストミンスター宮殿、ならびに聖マーガレット教会を含むウェストミンスター寺院」の名で世界遺産に登録されました。

同じくロンドンにある「ウェストミンスター大聖堂」とよく混同されがちですが、ウェストミンスター大聖堂はカトリックに属す教会であるため全く異なります。

王室とウェストミンスター寺院の関係

ウェストミンスター寺院は、英国王室との深い関係でも知られています。

1066年(治暦2年)以降、英国国王の戴冠式はこちらのウェストミンスター寺院で行なわれている他、13世紀から18世紀にかけてイギリスの王となった人物のほとんどは、この寺院に埋葬されているのです。王族の他にも、イギリスを代表する有名な政治家や学者、詩人や作曲家なども眠っています。

また、近年ではイギリス王太子チャールズの長男・ウィリアム王子とキャサリン妃の婚礼が執り行なわれた場所としても注目を浴びました。