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神社・寺・教会用語集(は行)



神社や寺、教会を検索できる「旅探」が、神社・寺・教会に関する用語(は行)をご紹介します。建物から行事のことまで、神社や寺、教会のことがよくわかる用語集をご活用下さい!

拝殿

拝殿とは、神社の建物群のひとつで、祭祀を行なう場所となる建物のこと。本殿と混同されることがあるが、拝殿は本殿の前にあって賽銭箱が置かれている建物で神職が座る場所でもあり、通常の参拝はここで神を拝んで祈願し、祈祷はなかに入って受けることができる。なかには伊勢神宮のように拝殿がない神社や、明治神宮のように拝殿が2つある神社もある。拝殿が複数ある場合は、本殿に対して手前を外拝殿、奥を内拝殿と言う。神楽殿や舞殿、社務所をかねているケースもある。古くは本殿の前の庭などで祭祀が開催されていたが、人がなかに入って実施できるように拝殿が考案された。そのため、本殿よりも大きい横長の造りで、なかは吹き抜けの土間になっているのが一般的である。

白衣

白衣とは、神道において神職の補助の役割にある巫女(みこ)が着る白い衣服のこと。装束の上半身に身に付け、「はくえ」、「びゃくえ」、「しらぎぬ」などと呼ぶ。この白衣に赤い緋袴を着るシンプルな衣服が、現代の巫女装束の基本。神社によっては、装飾用の掛襟(かけえり)や伊達襟(だてえり)を白衣と襦袢の間に挟み込み、首元に赤い襟をあしらうこともある。白衣の着方は、まず下着として腰巻(こしまき)を付け、上半身に肌襦袢(はだじゅばん)を着てから白衣を重ねる。下半身には表面に緋袴を装着するが、白衣自体も丈は足首あたりまであるのが一般的だ。和服と違って袖の内側が閉じられていないのも白衣の特徴。

八部衆

八部衆とは、仏教における仏の一種とされる。仏像のモチーフとされる仏は、大きく4つのグループに分けられる。悟りを開いた人である如来(にょらい)、如来を目指して修行を積む菩薩(ぼさつ)、密教の仏像とされる明王(みょうおう)、古代インドの宗教の神々から取り入れられた仏法の守護神の総称である天部(てんぶ)だ。八部衆は天部のグループに属する。八部衆は仏教の始祖である釈迦の従者。もともとインドにおける戦闘の神であった阿修羅(あしゅら)をはじめ、天、龍、夜叉(やしゃ)、乾闥婆(けんだつば)、迦楼羅(かるら)、緊那羅(きんなら)、摩?羅伽(まごらか)の8人が法華経で挙げられている。それぞれの神の性格や姿などは諸説がある。奈良県の興福寺にある八部衆の仏像が特に有名。

八幡造

八幡造とは、神社の建築様式のひとつである。伊勢神宮の正殿の造りとして知られる神明造(しんめいづくり)から発展した建築様式で、屋根は本を伏せたような形をした切妻造り。出入り口は屋根の棟と平行する壁に設けられる平入(ひらいり)で、そうした建物を2棟並べて連結させてひとつの社殿にする。2つの建物は前殿(まえどの)と後殿(うしろどの)と称され、前殿は外殿や礼殿、細殿、出殿などとも言い、椅子が置かれるのが一般的。後殿は内殿とも呼ばれ、帳台がある。いずれも神座であり、昼には前殿にいる神が、夜には奥殿へ移動すると考えられている。代表的な八幡造の神社としては、大分県の宇佐神宮、京都府の石清水八幡宮など。

初宮参り

初宮参り(はつみやまいり)とは、神道に関する儀式のひとつ。赤ちゃんの誕生を神に報告し、感謝し、健やかな成長を祈願する目的がある。初宮詣(はつみやもうで)や単に宮参りとも言う。一般的には生まれてから1カ月が経ったときに行なう。男子は生後32日目、女子は33日目にお参りする。あるいは100日目が良いとされるなど、参拝に適するとされる日は各地方の慣習に合わせるのが良い。その土地の守り神である産土神に参詣するのが基本。お宮参りのときには赤ちゃんに祝い着を着せ、赤ちゃんの父親の母が抱くのが習わしであるため、赤ちゃんにその父母、祖母が付き添って行なわれることが多い。正式な祝い着としては男の子は黒地の紋付き、女の子は友禅の晴れ着が用いられる。

破魔矢

破魔矢とは、神社で手に入れることができる厄除けのお守りの一種である。弓矢の矢に鈴や紅白の紐を結び付けるのが基本。破魔弓(はまゆみ)とセットで使われることも多い。破魔矢の効力は1年とされているので、初詣で購入し、自宅や事務所などへ持ち帰るのが通例。住宅を新築する際に、上棟式で使うこともある。飾るときは鬼門からの悪霊を防ぐため、鬼門の方角に向けて配置するのが一般的。破魔矢の起源は諸説あり、かつて正月行事として行なわれていた弓枝「射礼」(じゃらい)に由来するとも考えられている。この説では、射礼では的のことを「はま」と呼び、この「はま」を「は魔」とし、これを射る矢が「は魔」を破る破魔矢になったとされる。

祓いとは、神道に関する用語のひとつで、罪や穢れを取り除いて心と身体の不浄を取り払うために行なう神事のことである。神に祈って祓詞(はらえことば)を朗誦し、その祓詞を書いた札を挿す。神事を始めるときにも必ず行なわれる神事であり、玉串、大麻(おおぬさ)と言った道具が用いられる。人間の他、車などが祓いを受ける対象となることもある。また、6月と12月には日本の人々の罪や穢れを祓うための年中行事として、各地の神社で大祓と言う行事が開催される。これは日本神話の伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の禊祓(みそぎはらひ)に由来する行事。このときには大祓詞を唱え、人の形に切った白紙を用いたり、茅や藁を束ねた茅の輪(ちのわ)を3回くぐったりする儀式が行なわれる。

ハレルヤ

ハレルヤは、ヘブライ語で「主を賛美せよ」、「主に栄光あれ」と言う意味を持つ言葉。キリスト教の聖書や讃美歌に登場する言葉としても知られる。他の人の賛美や説教などを聞いて、神に感謝と喜びを表明したいとき、神の素晴らしさを感じたときなどにも、感嘆詞のような言葉として使うことがある。ラテン語などではハレルヤ(hallelujah)の最初のhを発音せずに、アレルヤと言う。日本のカトリック教会でもアレルヤと唱えるのが一般的。また、ハレルヤと言う言葉は様々な曲の歌詞に採用されてきたが、ヘンデルが作曲した「メサイア」の第2部にある曲が特に有名。その内容は救世主が復活したことを喜び、讃える物になっている。

バラ窓

バラ窓とは、建築用語のひとつ。中心から放射状に格子が広がり、ステンドグラスをいくつも組み合わせて円形にした窓のこと。バラの花や車輪をイメージさせる形に仕上げられ、円花窓、車輪窓とも呼ばれる。ロマネスク様式やゴシック様式のキリスト教聖堂において、上部中央に用いられることが多い。イエス・キリストを太陽になぞらえて造られた円形の窓から発達した物とされ、採光窓として西正面に設けるのが一般的。モチーフにされるのは聖書の主題による物が中心で、他に星座や四季なども挙げられる。また、キリストの母であるマリアは「奇しきバラの花」と例えられることがあり、キリスト教の教会や大聖堂におけるバラ窓はマリアを暗示すると解釈されることもある。

バロック建築

バロック建築とは、キリスト教の建造物に採用される建築様式のひとつ。16世紀にイタリアで興り、18世紀前半までにヨーロッパ各地へ普及した。それ以前のルネサンス建築が古典的な物だったのに対し、バロック建築は華麗で躍動的、あえて整えないことで感覚的な刺激を生むと言った特徴を持つ。楕円形モチーフや多彩な装飾などもバロック建築のキーワードだ。これを造るには有能な建築家が必要になるため、建築家への支払いが可能な財力のある貴族や国王、キリスト教の教派による大型の建造物として実現した例が多かった。代表的なバロック建築の教会堂としてはサンピエトロ寺院のコロネードや、イタリア・ローマの聖カルロ教会などが知られる。

秘跡

秘跡とは、キリスト教のカトリック教会で用いられる言葉。サクラメント(sacrament)とも呼ぶ。イエス・キリストによって定められ、見えないはずの神の恵みを実際に目に見える「しるし」として、教会を通して信者に与えられる物である。同様の物はカトリック教会ではない他の教派にも存在するが、プロテスタントでは礼典(れいてん)や聖礼典(せいれいてん)、正教会では機密(きみつ)、聖公会では聖奠(せいてん)などと呼称が違い、意味も厳密には異なる。カトリック教会の秘跡は7つがあり、受洗者の罪が許されて神の子として生まれ変わる「洗礼」、 パンとぶどう酒がキリストの体と血になると言う信仰のもとでそれを分かち合う「聖体」の他、「堅信」、「ゆるし」、「病者の塗油」、「結婚」、「叙階」がある。

緋袴

緋袴とは、神道において神職の補助をする役割にある巫女(みこ)が着用する装束の一部である。茜色のなかでも最も明るい緋色(ひいろ)や鮮やかな紅色など、赤系統の色をした袴のこと。これを白衣(びゃくえ)に合わせたシンプルな組み合わせが、巫女装束の基本となっている。古くは平安時代に宮廷で女性がボトムスとして着用した衣装であった。股に区切りがあって、それぞれの穴に脚を通すズボン式の構造であり、裾は足先まで覆う程、丈があるのが一般的。腰紐で上部を締める。色合いは、若い女性が着る物は濃い紫色である濃色(こきいろ)を使うなど、着用する人の年齢などによって変えることがあったが、巫女の世界においてその名残は残っている。

神?

神籬とは、神道における依り代の一種である。依り代とは、神霊が寄り着く物のこと。なかでも神籬は神が宿るとされる山や森、木などを中心として、その周りを青竹などで囲み、注連縄(しめなわ)を張って神座とした物である。神籬の中央には、榊(さかき)や紙垂を取り付けた串を置くのが一般的。常緑樹を使うのが習わしなので榊の他に松などを選ぶときもある。ひもろぎの「ひ」は霊、「もろぎ」は垣根を意味する籬(まがき)のこと。社殿を常設する神社が造られる以前の時代には、神籬を設置することで神がどこにでも現れるとされていた。現代では、地鎮祭で設けられる物が神籬の形式に近い。また、年始に飾る門松も神籬の一種と考えられている。

ビザンティン建築

ビザンティン建築とは、キリスト教の建造物などに採用されてきた建築様式のひとつ。4〜15世紀頃にかけて建築されることが多かった。ビザンティン帝国と呼ばれた東ローマ帝国の勢力のもとで興った建築様式であり、初期のキリスト教建築はこの様式によって造られている。キリスト教の広まりとともに、東ヨーロッパやロシア、西アジアへも普及した。儀礼空間にドームを取り入れているのが特徴で、象徴性の高い宗教空間を演出することができる。ドームにはキリスト像が描かれることもあった。ビザンティン様式による建築物は大幅な補修を受けつつも残っている物があり、キリスト教のなかでも正教会の聖堂や、イスラム教のモスクとして利用されている。

毘沙門天

毘沙門天とは、仏教における崇拝対象のひとつである。仏教で崇拝されて仏像のモチーフとなる物には、悟りを開いた人である如来(にょらい)、如来を目指して修行を積む菩薩(ぼさつ)、密教の仏像とされる明王(みょうおう)、古代インドの宗教の神々から取り入れられた仏法の守護神の総称である天部(てんぶ)の4つのグループがあるが、毘沙門天は天部に含まれる。毘沙門天は甲冑を身にまとい、左手に宝塔、右手に武器か宝棒を持って邪鬼の上に立つ姿で表現されることが多い。実は天部のひとつである四天王(してんのう)のひとりで、北の方角を守護する多聞天の別名でもあるが、毘沙門天として単独で仏像に表されるときには、財福神として祀られる。

病者の塗油

病者の塗油とは、キリスト教のカトリック教会で行なわれる秘跡のひとつ。秘跡とはイエス・キリストによって定められ、神の恵みを実際に目に見える「しるし」として教会を通して信者に与えられる物を意味する。カトリック教会では洗礼をはじめ7つの秘跡があり、どれも重視されている。なかでも病者の塗油は、病気や老齢のために死の危険にある人が、司教や司祭の手によって額などに香油を塗られる儀式のこと。病気の癒しと罪の許しを請う意味が込められている。終油(しゅうゆ)の秘蹟と呼ばれることもあり、危篤状態に陥っているときの儀式として知られるが、危険な手術を受ける前や長年続いている病気が悪化したときなどにも受けることができる。

福音書

福音書とは、キリスト教の神であるイエス・キリストの言行を記録した物のことである。通常は、新約聖書にあるマタイによる福音書、マルコによる福音書、ルカによる福音書、ヨハネによる福音書と言う4つの福音書を指す。本来の原語ではギリシャ語をラテン表記にしたEvangelion(エウアンゲリオン)であり、これは「良い」を意味するeu(エウ)と「知らせ」の意のangelion(アンゲリオン)を合わせた物。すなわち、戦争に勝ったことや子どもが生まれたことなど、喜ばしいニュースを伝える手紙などのことを指す。福音書は単なるキリストの伝記ではなく、新約聖書にある「コリントの信徒への手紙一」と言う節で、パウロがイエスの死と復活こそが福音であると述べているように、キリストの死と復活を語るための書と解釈されることもある。

福笹

福笹とは、神道における縁起物のひとつである。年明けの十日戎の例祭時に神社で授与される。笹に吉兆(きっちょう)と呼ばれるたくさんの縁起物を付けた物。吉兆には様々な縁起物があり、銭叺や銭袋、末広、打出の小槌、あわびのし、大福帳、小判、丁銀、烏帽子、臼、米俵、米俵、鯛と言った海の幸や野の幸、山の幸をモチーフにした物などがある。吉兆はなかに御神徳が込められていると考えられている。福笹は家庭では家内安全、商いをしている人は商売繁盛を祈願するのが一般的。また、ベースとなる笹は孟宗竹(もうそうちく)と言う竹の枝が使われるが、これは竹が清浄で根強く、旺盛な繁殖力を持つことなどから日本では神霊が宿ると信じられていたことなどに由来する。

普賢菩薩

普賢菩薩とは、仏教において仏とされるものの一種である。悟りを開く前の仏陀の姿や、修業中でありながら周囲の人々から崇拝される僧のことを表わす「菩薩」(ぼさつ)のなかでも、修業を司る仏とされる。仏教の経典のひとつである「法華経」のなかでは、在家の人々にも悟りの道が開かれると説く大乗仏教(だいじょうぶっきょう)を深く信仰し、修業に一心に取り組む菩薩として登場する。また、「華厳経」では修行と誓願を司る菩薩として、6本の牙を持つ白象の上に両手を合わせて乗る姿で表現されている。さらに平安時代後期には、密教化された普賢延命菩薩像が人気を呼び、この仏像などが多く造られた。代表的な普賢菩薩には京都府松尾寺の絹本著色(けんぽんちゃくしょく)普賢延命像などがある。

不動明王

不動明王とは、仏教において仏とされる物のひとつ。仏像のモチーフにされるのは、大きく分けると悟りを開いた人である如来(にょらい)、如来を目指して修行を積む菩薩(ぼさつ)、密教の仏像とされる明王(みょうおう)、仏法の守護神の総称である天部(てんぶ)と言う4つのグループがあるが、そのうちの明王に含まれる。空海が日本に伝えた密教の仏であり、大日如来の化身。仏の教えに従わない人々を力づくでも教化すると言う目的を持つ。恐ろしい顔をして、宝剣と大日如来が化けた姿とされ、人々の煩悩を断ち切る宝剣と、縛り吊り上げてでも煩悩から人々を救い出すために使う縄である羂索(けんさく)を手に持つのが基本の姿である。

布帛

布帛とは、木綿や麻、絹などを原糸として織った布の総称。「帛」と言う一文字のみで絹を意味する。木綿や麻など複数の原糸が混合されている場合もある。布帛は糸が縦と横の方向に交わって織られている布で、伸び縮みをしない物を指すのが一般的。織り方や素材によって、ブロードやシーチング、デニム、ネル、サテンなど様々な種類に分けられる。ニットやカットソーは布帛に含まれない。古くは布帛がたいへんな貴重品であった。そのため神道においては神への供え物のうち食べ物を除く物全般を意味する「幣帛」(へいはく)には、主に布帛が採用されていた。人が手を懸けて織られた布帛は、神への感謝の気持ちを表わすこともできたと解釈される。

フレスコ画

フレスコ画とは、フレスコと言う技法を使って作られた絵のことである。フレスコとは「新鮮な」と言う意味のイタリア語。アフレスコとも言う。砂と石灰を混合して作るモルタルで壁を塗り、粉末状の色素を水で溶いた絵の具を用い、モルタルが乾かないうちにその上に絵の具で描く方法である。モルタルの層の中に絵の具が染み込んでいき、壁が乾燥し始めると空気中の物質とモルタルの成分が反応して表面に透明な皮膜ができる。この強固な皮膜に守られて壁の絵の美しさを保つことができるので、1000年以上の耐久性を持つ。フレスコ画による壁画は、イタリアにあるキリスト教の教会に多い。バチカン宮殿システィーナ礼拝堂にある、ミケランジェロ作の「最後の審判」が特に有名。

仏舎利

仏舎利とは、仏教の始祖である釈迦(しゃか)の遺骨のことを意味する。釈迦がこの世を去ったとき、その遺骨を誰が所有するかについて統治部族であるマウラ族をはじめ、仏教を信仰する人々の間で争いが起こった。そのため、遺骨は8つに分けられ、遺体を燃やしたときに出た灰は2つに分け、その10の遺骨と灰をそれぞれ10カ所の寺院に祀られて仏舎利と呼ぶようになったとされている。その後、仏舎利は仏塔(ストゥーパ)に納められていたが掘り起こされ、さらに細分化されて8万以上の寺院に配布されたと伝わる。また、仏舎利の納められた寺院を訪れ、仏塔の前で供養をした宝石類を仏舎利の代代品として持ち帰ることも、中国の多くの僧によってなされた。日本で仏舎利が祀られている寺院としては愛知県の日泰寺などがある。

仏塔

仏塔とは、仏教の始祖である釈迦や、その弟子たちの遺骨を納めて礼拝するために建てられる塔のこと。サンスクリット語のストゥーバを音訳して、卒塔婆(そとば)、塔婆(とうば)とも呼ばれることもある。インドでは古くから、修業僧が生活するための僧院、仏像を祀る仏堂と共に、寺院を構成するのに欠かせない建物とされてきた。インドでは釈迦がこの世を去ってから100年程経った頃、仏教がいくつかの部派に分かれた時代には、仏塔を右回りに巡ることが在家信者の信仰とされたため、仏塔の重要性がより高まったと考えられている。有名な仏塔は、釈迦が悟りを開いた地に建つブッダガヤーの大塔など。日本では五重塔や多宝塔などの形で建てられることが多い。

仏具

仏具とは、仏教に関する儀式や建物などにおいて用いられる特殊な道具の総称。僧侶が身に付ける衣装などもこれに含まれる。もともと僧侶は最低限の持ち物を意味する三衣(さんえ)と、食器であるひと組の鉢以外の物を所有することは戒律で禁じられていた。しかし、仏教の始祖である釈迦がこの世を去ってから100年が経ったころ、信者から寄付された金銭や品を持つことを許可する一派も登場するようになった。また、各国へ仏教が伝来するにつれ、葬儀などを行なうために必要な品が開発されて言った歴史がある。儀式で用いられる代表的な仏具には、仏像や曼荼羅などを意味する本尊をはじめ、仏壇、香炉・燭台・花立のセットである三具足、経典、灯籠などが存在する。

仏像

仏像とは、仏教において崇拝する対象を像にして表現した物である。仏教が生まれたころのインドでは、始祖である釈迦の教えと自らの悟りが重視されたために仏像は存在せず、釈迦などの遺骨を祀る仏塔が先に考案されて浸透していた。しかし、仏教が広まるなかで、インドの西北にあるガンダーラ地方か北にあるマトゥーラ地方で仏像が造られ始めたと考えられている。仏像のモチーフにされる物は、大きく4つのグループに分けられる。悟りを開いた人である如来(にょらい)、如来を目指して修行を積む菩薩(ぼさつ)、密教の仏像とされる明王(みょうおう)、仏法の守護神の総称である天部(てんぶ)と言う各グループ。素材によって木造や石造、漆と布を合わせた乾漆像、粘土を使う塑像(そぞう)がある。

仏堂

仏堂とは、仏像を安置し、祀るための建物のことである。仏教の寺院を構成する重要な建物であり、インドや中国で寺院が造られた初期の頃から、釈迦や仏弟子たちの遺骨を納めて礼拝するための仏塔(ぶっとう)、修業僧が生活するための僧院と共に、この仏堂が欠かせない存在であったと推測されている。なかに置かれる仏像は様々であり、その仏像の種類によって釈迦堂(しゃかどう)、薬師堂(やくしどう)、阿弥陀堂(あみだどう)、観音堂、文殊堂(もんじゅどう)、地蔵堂など様々な名称で呼ばれる。寺院内での仏堂の位置などによって本堂、金色に塗られていたことから金堂(こんどう)、寺院の境内ではない場所に単独で造られることから境外(けいがい)仏堂と称されることもある。

プロテスタント

プロテスタントとは、キリスト教の教派のひとつ。厳密にはいくつかの教派の総称である。16世紀にドイツ人のマルティン・ルターが聖書をキリスト教の源泉にしようとする宗教改革を起こし、この改革運動のときに生まれた諸教派のこと。カトリック教会から分離した教派であり、「反抗する者」、「抗議する者」と言う意味を持つプロテスタントと言う言葉が名付けられた。カトリック教会ではローマ法王を頂点に、司教、司祭、信徒と言った階層構造があるが、プロテスタントはいくつかの教派の総称であり、また聖書にのみ従うと言う考えがあるために階層構造や権威を持つ組織は存在しない。プロテスタント教会では聖職者は牧師と呼ばれ、牧師は結婚ができるなど、カトリック教会などとは規律が異なる点も多い。

平安

平安とは、無事で穏やかなことを意味する言葉である。キリスト教においては、神にすべてを委ねている人のような、安穏とした心の状態を表わす。キリスト教の信者は祈ることによって自分の願いを神に伝え、神が最も良いと思われる答えを返してくれると信じているため、どのような返事が身の回りで起ころうと悩むことはないとされている。聖書などによると、イエス・キリストは十字架に懸けられてこの世を去って3日目に蘇った「復活」について説かれているが、この復活のときにキリストが弟子に最初に語ったとされるのは「シャローム」で、平安や平和を意味する言葉。シャロームはヘブライ語で、イスラエルの人々が挨拶として使う言葉でもある。

幣帛

幣帛とは、神社などで神へお供えをされる物の一種である。幣(ぬさ)とも言う。もともとは供物全般を意味する用語であるが、神饌(しんせん)を除く供物の総称とされることが多い。神饌は塩や米など食べ物のお供え物のこと。また、幣帛は御幣(ごへい)のことを指していることもある。御幣とは特殊な形に裁った紙垂(しで)を細長い木や竹の串に取り付けた物。本来は神への捧げ物であるが、神を招き寄せる依り代として、あるいは祓いに必要な道具としての面も持つ。紙垂の素材は主に紙であるが、昔は紙や布が貴重品であったことから紙の他に木綿、麻と言った布帛も使われることがある。幣帛は神道の祭事の他、家庭でも神棚に供えられる。

ペンテコステ

ペンテコステとは、キリスト教の聖霊降臨日のこと。もともとは50を意味するギリシャ語で、ユダヤ3大祭のひとつだ。キリスト教ではイエス・キリストが十字架にかけられて3日目に復活したときから40日目に天に帰り、そのあと10日目に天から聖霊が下ってきてキリストの弟子たちに注いだと説かれている。聖霊が注がれた弟子たちは、福音を伝えるように導かれて教会を設立し、世界中に伝道を始めた。春の収穫感謝祭や五旬節、七週の祭りなどと呼ばれることもある。キリストの復活の日を記念するイースターが3月21日を過ぎて最初の満月の次にある日曜日と定義されているため、イースターから50日目であるペンテコステの日も毎年変更される。

袍とは、神職が儀礼のときに着る束帯と言う服装の一部である。平安時代以降に天皇以下の公家が着用した衣服でもある。束帯のうちの上半身をカバーする服であり、「うえのきぬ」とも呼ぶ。飛鳥時代からの官服である朝服(ちょうふく)をもとに考案され、平安時代には宮中勤務の正装の一部として定着した。ただし、文官用の袍は窮屈なつくりであったため、のちに儀式のときなどに着られるようになっている。位が低い武官が着る袍(ほう)として、サイドを縫い合わせない動きやすい衣服もあった。袍の色は、位階を表わす位袍(いほう)と位を表さない雑袍がある。位袍の色は養老の衣服令によると深紫、浅紫、深緋、浅緋、深緑、浅緑、深縹(はなだ)、浅縹の順に位が高かった。

奉斎

奉斎とは、神仏を慎んで祀ることを意味する。葬儀式場の名称の一部として使われることが多い用語。奉斎は、何かしらの儀式として形に表わすこともある。例えば、新居に住み始めるときや何か商売を始めるときに、新しい家や店舗に神棚を新たに設置するときの「神棚奉斎」は、その後の平和や隆盛を願ってお祭りをする。このときは、神棚を据える場所に神社から神主が出張し、祝詞を奏上するなどして神棚を清める神事を執り行なう。また、古くは「古事記」のなかで「宝鏡(ほうきょう)奉斎の神勅」と言う話があり、これは天の岩屋に出てきた八咫鏡(やたのかがみ)を天照大神(あまてらすおおみかみ)が「私だと思って祀りなさい」と瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に授けると言う内容である。

奉仕

奉仕とは、慎んで仕えること、あるいは献身的に社会のために尽くすことを意味する一般的な用語。キリスト教においては、神の仕事や働きをすると言う意味。キリスト教の教会は奉仕をする場であり、信者はそこで神に仕えることができる。神によって与えられた能力に応じて、自分ができる奉仕を行なう。具体的には聖書に書かれた福音を伝えるために集会を開く準備として、会場の掃除や案内状の作成・配布、人を招待することも奉仕である。また、集会の当日に司会をすることはもちろん、奏楽や受付、接待、カウンセリングなど各種の係を担当することも奉仕にあたる。聖歌隊がイベントなどで賛美歌を歌うことも奉仕の一種だ。

奉遷

奉遷とは、神道に関する用語のひとつ。神道の神が宿るとされるご神体を別の場所へ移動することを意味する。神輿のような車に神体を乗せて移したり、松明などの明かりのなかを神体とそのあとに続く数百人に及ぶ行列が移動したりするなど、儀式の内容は神社によって異なる。似たような言葉に「遷宮」(せんぐう)があるが、こちらは神社の本殿を造営したり新築したりして神体を移すか、修理をするために一時的に神体を動かすことを指す。すなわち、この場合は長期間に及ぶ遷宮の行程のなかに、奉遷が含まれている。20年に一度実施される三重県にある伊勢神宮の式年遷宮では、神坐その物を新しい場所へ移す役職のことを奉遷使(ほうせんし)と呼ぶ。

奉納

奉納とは、神道において用いられる言葉のひとつ。神仏を敬いながら、供え物をする行為である。供え物の内容は酒や食品、金銭など様々で、奉げる人にとって価値があると思われる物を選ぶのが一般的。神仏を楽しませて鎮めることが目的であり、巫女による神楽や神職による謡曲をはじめ、アーティストが楽曲を実演したり、境内の相撲場で力士が相撲大会を披露したりするなど芸能や競技を演じることで供え物とすることもある。神輿や山車、練り、巡行と言った行為を奉げることもできる。古くは生き物を生贄として奉げる風習もあった。その他の供え物としては、鳥居や灯籠、算額、護摩木など。神社で絵馬を書いて飾る行為も、奉納の一種である。

法要

法要とは、仏教の寺院で行なわれる行事の一種である。仏を供養することを目的に、僧侶が檀家の信徒が集まって実施され、,法会(ほうえ)もほぼ同義の言葉として用いられることが多い。法要の内容はいくつかの種類に分けられるが、仏教の始祖である釈迦(しゃか)の生誕を祝う降誕会(ごうたんえ)や入滅の日に行なう涅槃会(ねはんえ)、新年の儀礼である修正会(しゅしょうえ)や修二会(しゅにえ)、節分などもこれに含まれる。如来経典を講説する法要は仁王般若経(にんのうはんにゃきょう)を対象とする仁王会や、法華経を説く法華会など、扱う経典によって名称が変わる。先祖の供養をするための春秋の彼岸会や盂蘭盆会(うらぼんえ)なども法要の一種である。

本山

本山とは、仏教のある宗派のなかで中心的な役割を果たす寺院のことを意味する。その宗派に属する末寺(まつじ)を統括する立場にある。本山とされている寺院が山地に建っているかいないかにかかわらず、本山と呼ばれることが多い。宗派によっては総本山や大本山、別格本山、本山などとされるか、そうした名称を用いない場合もある。本山と末寺に区切ることによって統制する本末制度は、江戸時代に幕府が寺院の統制支配のために制度化した物。代表的な例としては、天台宗の本山である滋賀県の延暦寺、華厳(けごん)宗の本山である奈良県の東大寺など。18宗派がある真言宗などひとつの宗が複数の派に分かれている場合には、各派に本山がある。

本尊

本尊とは、仏教の寺院において信仰の対象として何よりも大切に扱われ、安置されている物のことを意味する。具体的には仏や菩薩などをモチーフにした彫刻・絵画と言った仏像、曼荼羅(まんだら)、名号、経典、仏塔などが多い。家庭において仏壇で最も大切にされている物を本尊と言う場合もある。仏教の宗派や寺院によって本尊は異なり、家庭の仏壇に置く場合は、菩提寺の宗派に合わせて選ぶのが通例。天台宗や浄土宗、浄土真宗本願寺派、真宗大谷派では阿弥陀如来(あみだにょらい)、真言宗では大日(だいにち)如来、臨済宗や曹洞宗では釈迦(しゃか)如来、日蓮宗では曼荼羅(まんだら)を本尊とするのが一般的だ。

本殿

本殿とは、神社の建物群のひとつで、神霊やその神社のご神体が祀られている社殿のことである。神殿とも呼ばれる。似たような用語に拝殿(はいでん)があるが、拝殿は本殿の前にあって、賽銭箱が置かれている建物のことを指す。通常は本殿の他に拝殿があり、参拝や祈祷は拝殿で行なわれる。本殿はなかに人が入ることは想定されておらず、拝殿よりも小さく造られているのが一般的。ただし、伊勢神宮のように拝殿がない神社もある。ご神体は像や鏡、石など神社によって異なり、自然のなかにご神体がある場合は、その場所に注連縄が張られている。本殿の造りは、出雲大社の本殿は大社造、春日大社の本殿は春日造と言ったように時代によって様々な様式が採用されてきた。

牧師

牧師とは、キリスト教のなかでもプロテスタント教会に属する聖職者の名称。プロテスタント教会は複数の教派の総称であるため、牧師の定義も教派によって厳密には異なる。一般的には、牧師は三位一体の神と教会に仕える者であり、礼拝で説教をするなどの行為により、キリスト教の信徒の魂に配慮して尽くすのが務めだ。規模の大きな教会では牧師が複数いる場合もある。同じキリスト教でもカトリック教会や正教会などでは同様の役職の人を司祭(しさい)と称する。牧師は結婚することができるが、司祭は結婚が禁じられているなど規律も違う。また、キリスト教の別の教派である聖公会(せいこうかい)にも各教会を牧会する役職として牧師が存在する。

菩薩

菩薩とは、仏教用語のひとつで、悟りを開く前の仏陀の姿や、修業中でありながら周囲の人々から崇拝される僧のことなどを表わす。如来・明王・天部と共に、仏像のモチーフにされる者としても知られる。仏像で表現される菩薩はさらに数種類に分かれており、聖観音菩薩、十一面観音菩薩、千手観音菩薩、如意輪観音、馬頭(ばとう)観音、不空羂索(ふくうけんさく)観音、准胝(じゅんてい)観音、弥勒(みろく)菩薩、文殊(もんじゅ)菩薩、普賢(ふげん)菩薩、虚空蔵(こくうぞう)菩薩、地蔵菩薩などがある。例えば、文殊菩薩は獅子に乗り、十一面観音菩薩や千手観音菩薩は顔を複数持っているなど、仏像に表されるときにはそれぞれ様相が違う。

梵鐘

梵鐘とは、仏教の寺院に設けられ、時を知らせる役割を持つ鐘のこと。大晦日の除夜の鐘のように、付属されている撞木(しゅもく)と言う木製の棒で打ち鳴らすことによって、周囲に何らかのときが来たことを伝える。口径が 55cm以上、高さが 76cm以上の梵鐘はお堂の外の鐘楼(しょうろう)に吊るすのが一般的。形状や由縁によって釣鐘(つりがね)、撞鐘 (つきがね)、洪鐘(こうしょう)、蒲牢(ほろう)などの名称で呼ばれることもある。銅と錫の合金の青銅鋳物が多く、鉄鋳造の物も存在する。国宝に指定されている梵鐘がいくつかあり、神奈川県円覚寺にある口径142cm、高さ259.4cmの梵鐘や、同じく神奈川県にある建長寺の口径124.3cm、高さ208.8cmの物などが特に有名。

梵字

梵字とはインドで使われているブラーフミー系文字を漢訳した物。ブラーフミー系文字とは、古代インドで発祥したブラーフミー文字から派生した物で様々な文字体系が存在する。梵字はサンスクリット語(梵語)を文字に表わすために造られた物としても知られる。紀元前に梵字の原型が誕生してから書体などは時代や地方によって差が生まれ、4世紀には北方では方形、南方では円形の字形となった。北方では時代を経てさらにグプタ文字、悉曇文字(しったんもじ)が作られ、11世紀にはデーヴ・ナーガリー文字が考案。仏教の文字観とも結び付き、日本へは平安時代に空海や最澄が密教を伝来させたときに悉曇文字(しったんもじ)として伝わった。

煩悩

煩悩とは、仏教において重要な意味を持つ概念のひとつ。もともとは古代インドの言語であるサンスクリット語のクレーシャであり、心の汚れのことを指す。仏教の教義では、煩悩は人が心身を乱したり、苦しんだり悩んだりするもとになる物とされる。煩悩のない境地を「涅槃」(ねはん)と呼び、僧侶はそこを目指して日々修業を積む。煩悩の根源は必要以上に求める「貪欲」、怒りの感情である「瞋恚」、物事の本質や真理を知らないことを意味する「愚痴」と言う3つとされる。また、大晦日に撞く除夜の鐘は煩悩が108あると言う考えのもと、108回打ち鳴らすのが通例である。ただし、欲は家族を支える気力や社会を発展させる源に成りうる面もあることなどから、煩悩=悪とは解釈されないことも多い。

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