教会用語辞典
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教皇
きょうこう教皇とは、キリスト教の最大勢力のひとつであるカトリック教会の聖職者に与えられた称号のひとつ。キリスト教の最高位の職。一般的にはカトリック教徒の精神的な指導者ともされるローマ司教のことを意味する。教皇丁は数百年以上も前から、カトリック教会の枢要機関であった。また、教皇は世界最小の国家として知られるヨーロッパのバチカン市国の国家元首でもあり、国際法上の権威も持つ。他にも教皇は、「キリストの代理人」、「全世界のカトリック教会の統治者」などの称号で呼ばれることもある。教皇の選出は、古代から中世初期にかけてはローマ周辺の聖職者による物だったが、11世紀に枢機卿に選挙権が移り、教会法によって80歳未満の枢機卿から選ぶことになっている。
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