教会用語辞典
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ゴシック建築
ごしっくけんちくゴシック建築とは、建築様式の一種である。教会堂を建てる際にも良く採用され様式であり、ステンドグラスを用いたカラフルで美しい光を引き込む空間や、荘厳な雰囲気を醸す高い天井など、現代の教会にイメージされる様々な形式がこれにより確立されている。もともと北フランスでより崇高な教会を求める声に応えて考案されて花開いた物であり、12世紀後半ごろにはヨーロッパ全体へ広がった。ゴシック建築の主な特徴は、天井がリブ・ヴォールトと呼ばれる円形状であること、塔のてっぺんがとがった尖塔アーチであること、外壁を支える斜め上がりの梁であるフライング・バットレスを用いた構造であることである。ゴシック建築による代表的な建物は、ノートルダム大聖堂、ミラノ大聖堂など。
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