教会用語辞典
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ゴスペル
ごすぺるゴスペルとは、ゴスペル・ソングの略で、キリストの教の新約聖書に収められている福音書の総称。ゴスペル・ソングは黒人霊歌やジャズ、ブルースなどの影響を受けてできた福音歌で、1930年代にアメリカ合衆国の教会で盛んに歌われた。この背景にはアメリカ大陸に奴隷として連行されたアフリカ人たちが、苦しい日常のなかで救いを求めて福音と出会ったと言う説がある。彼らがキリスト教を信仰し、賛美を捧げる表現として生み出した。通常の讃美歌とは違い、歌うときには全員が立って手を叩いたりステップを踏んだり、大きな声を出してソウルフルに歌うなどの特徴がある。礼拝で歌われる他、現代では教会の外でも歌われており、他の音楽ジャンルと融合するなど音楽として進化し続けている。
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