教会用語辞典
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頌栄
しょうえい頌栄とは、キリスト教に関する用語のひとつ。プロテスタント教会において三位一体の神を讃える、神の栄光を褒め称えるために書かれた賛美歌のことを指す。三位一体とは、キリスト教で重視される教義のひとつ。三位とは、父なる「神」、そこから生まれ出た御子の「イエス・キリスト」、父や御子から出た者や御子を通して信者に注がれた霊などを意味する「聖霊」のことをいう。それぞれ互いに区別された位格でありながら、本質的にはひとつであるとする見解である。頌栄はこの三位一体への讃美において歌い、唱えられる物であり、例えば、「父と子と聖霊との神に、初めも、今も後も、栄光があるように」と言った内容の物だ。同じ意味の物でも、カトリック教会では「栄唱」(えいしょう)と呼ばれる。
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