教会用語辞典
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ステンドグラス
すてんどぐらすステンドグラスとは、カットされた色板ガラスを鉛の桟と組み合わせる作品のこと。桟は断面がH型をしていて、そのなかにガラスのピースをはめ込むようにして作る。ガラスは青や緑、赤、黄色など様々な色があり、光を透過させることで鮮やかに輝き、桟は黒色の絵のように浮き出ることで美しく幻想的な空間を演出できる。13世紀にゴシック様式の教会建築が盛んになり、大きく取れるようなった壁面にステンドグラスが活用されたことで、キリスト教の教会建築を象徴する物のひとつとなった。また、教会にはイエス・キリストや聖人の顔を表現したステンドグラスもあり、こちらはグリザイユと言う顔料で絵を描き、窯で焼成してガラスに定着させた物である。
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