教会用語辞典
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預言
よげん預言とは、キリスト教において神の意を聞き、その言葉を預けられて人々に告げることを意味する。予と言う漢字を使う「予言」が未来のことを言うのに対し、預言は先のできごとのみならず、過去や現在を対象にした物も含まれており、その内容は励ましであったり、反省を促す物であったり、忠告であったりする。すなわち、単なる予告ではなく、未来についての神の約束と解釈できる。旧約聖書のなかでは神の言葉を預かって人々に伝える預言者がたびたび登場し、ときには人々の敬意を集め、王よりも実質的な発言力を持つこともあった。イエス・キリストの生涯や、死と復活も旧約聖書で預言されている。また、ユダヤ教やイスラム教などキリスト教以外の宗教でも預言と言う概念が存在する。
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