ご希望の神社・寺院情報を無料で検索できます。ホームメイト・リサーチTOP

神社・寺院

瑞龍寺

文字サイズ
瑞龍寺 高岡山

加賀120万石の財力を象徴する瑞龍寺(ずいりゅうじ)は、富山県高岡市にある寺院です。正式名称は「曹洞宗高岡山瑞龍寺(そうとうしゅうたかおかさんずいりゅうじ)」。宗派は曹洞宗(そうとうしゅう)、本尊には「釈迦如来(しゃかにょらい)」が祀られています。前田利家公の長男で、加賀藩2代藩主である前田利長を弔うために建立されました。「山門」・「仏殿」・「法堂」が富山県で唯一、国宝に指定。「総門」・「僧堂」・「大茶堂」・「回廊」3棟が国の重要文化財に指定されています。

例年2・4・8月にはライトアップを開催。色鮮やかにライトアップされ幻想的な光が境内を包み込みます。

別名
-
創建
1614年(慶長19年
宗派
曹洞宗
指定文化財
(建造物)
山門、仏殿、法堂

歴史 History

瑞龍寺 山門

瑞龍寺は、加賀藩2代藩主・前田利長公を弔うために、3代藩主・前田利常公が創建しました。男子の生まれなかった利長は1605年(慶長10年)、30歳以上年下の異母兄弟であった前田利常公を養子に迎え、自らは隠居。隠居後は、金沢から富山へ移り、高岡城を築きました。

前田利長公の死後、利常公は、1594年(文禄3年)利長公が金沢に創建した宝円寺(のちの法円寺)を利長公の菩提寺(ぼだいじ)とします。利長公の法名・瑞龍院にちなんで寺名を瑞龍院へ改め、そののち瑞龍寺に改称しました。

1654年(承応3年)、瑞龍院の伽藍(がらん)の整備を本格的に開始。20年の歳月を経た1663年(寛文3年)、利長公の50回忌にあたる年に瑞龍寺は完成します。江戸時代には加賀藩の保護を受け、寺領300石を誇る大寺院として寺勢を拡大。明治時代に入ると一時は衰退してしまいますが、廃寺になることなく存続しています。

特徴 Characteristic

瑞龍寺 山門風景

瑞龍寺は、総門・山門・仏殿・法堂が一直線に並び、左右には僧堂と大庫裏を置き、周囲に回廊を配置した、鎌倉時代以降の典型的な禅宗様寺院です。

総門からまっすぐ一直線に続く参道の左右には白い玉砂利が置かれ、美しい障子と白壁の「山門」が目をひきます。山門の造営年は1820年(文政3年)。両脇には金剛力士像、楼上には釈迦如来(しゃかにょらい)が祀られています。

山門をくぐると左右に緑の芝生が広がり、実に雄大です。左右に廻された回廊が続き、規則的に並ぶ障子と壁の白さが青々とした芝生に良く映えて、壮大な伽藍(がらん)配置様式の優雅な美しさに圧倒されます。

伽藍の中心に位置する仏殿は、中国の宋から伝わった建築様式「禅宗様」。鉛瓦葺きで敷かれた屋根は全国でも金沢城石川門とここ瑞龍寺でしか見られない大変貴重な遺構です。

仏殿の奥にあるのが国宝に指定されている「法堂(はっとう)」です。総檜造(そうひのきづくり)で屋根は入母屋屋根の銅板葺き(どうばんぶき)、正面中央が軒唐破風(のきからはふ)。建物は方丈建築(6室から構成される建築様式)に書院造(貴族の住居様式)を合わせた造りが特徴です。

内部の6室のうち、中央奥の部屋は仏壇と大間のある内陣があり、左側には書院・上段の間があります。中央部の2室の天井は格子天井になっており、江戸時代の絵師・狩野安信が手がけた草花の絵や華やかな装飾が随所に施されています。

かつて住職の居住スペースであった大庫裏(おおくり)は江戸時代から明治元年にかけて撤去されましたが、1988年(昭和63年)から始まった瑞龍寺の解体修理に伴う調査で、詳細な寸法が書き込まれた古図面など当時の資料が発見されたことで、建立当時の姿が復元されました。

周囲約300mに及ぶ、大伽藍を取り囲む回廊は禅宗寺院最古の物。左右対称の回廊が残っている寺院は極めて少なく、大変貴重な建造物です。

日本の魅力を再発見 日本の魅力を再発見

日本全国の温泉地を、テーマに分けてご紹介

地域ごとに様々な特徴がある全国のご当地祭りをちょっと面白い視点でご紹介

激しい戦いの時代を耐え抜いてきた城と、縁の深い名将達をご紹介

観光名所(旅行)をお探しなら、ホームメイト・リサーチの「旅探たびたん」で検索!こちらでは「神社・寺院の国宝建造物特集」として、日本各地の神社・寺院の国宝建造物をご紹介します。今回ご紹介するのは、富山県高岡市にある曹洞宗の寺院「瑞龍寺」。正式名称を「曹洞宗高岡山瑞龍寺」と言います。加賀藩2代藩主である前田利長を弔うために、前田利常が創建しました。本尊には、「釈迦如来」が祀られており、「山門」、「仏殿」「法堂」が富山県で唯一、国宝に指定されています。さらに、「総門」、「僧堂」、「大茶堂」と「回廊」3棟が、国の重要文化財に指定。周囲約300mにも及ぶ大伽藍を取り囲む回廊は、禅宗寺院最古のもので、左右対称の回廊が残っている寺院は極めて少なく、大変貴重な建造物となっています。また「旅探たびたん」では、他にも様々なコンテンツをご用意しておりますので、ぜひ併せてご覧下さい。

すべて見る

ページ
トップへ
ページトップへ