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信仰の対象と寺の種類/ホームメイト

キリスト教、イスラム教と並び世界三大宗教のひとつに数えられる仏教は、日本人にとって最も親しみのある宗教です。「信仰の対象と寺の種類」では、仏教について掘り下げて、信仰の対象や寺の種類をご紹介します。

仏教における信仰の対象

瞑想する仏陀

仏教は、「仏陀」(ブッダ:ゴータマ・シッダールタ、釈迦[しゃか]とも言う)を開祖として、紀元前4~6世紀の間に説かれた宗教です。仏陀には「悟りを開いた人」という意味があり、悟りを開いた仏陀が周囲に教えを説き、仏教徒は仏陀の教えに従って、自ら悟りを開いて成仏(じょうぶつ)することを目指します。

仏教では、開祖の仏陀 や、多くの「如来」(にょらい:悟りを開いた仏)、「菩薩」(ぼさつ:悟りを求め、人々を救うために修行を重ねる者)は、あくまでも人々に生き方を示すお手本であるという考え方です。

本尊の存在

寺には仏像があり、人々は仏像を崇めて手を合わせます。悟りを開き、道を示してくれると同時に人々を救済してくれる存在を仏陀、つまり仏とし、仏を模して作られた仏像を信仰の対象としているのです。

そして、寺の信仰の最も中心にある仏像を本尊(ほんぞん)と言います。本尊は宗派によって異なり、例えば天台宗(てんだいしゅう)では「阿弥陀如来」(あみだにょらい)、真言宗(しんごんしゅう)では「大日如来」(だいにちにょらい)が本尊です。

寺の種類

寺の種類は以下のように、目的の違いで分類されます。

供養寺

境内に墓地があり、祖先を供養してくれる寺のことを、供養寺(くようでら)と言います。

一般的に仏教徒は、先祖の代から実家の宗派が決まっており、その宗派に属する供養寺の檀家(だんか)となっていることがほとんど。檀家になると、お布施(おふせ)や寄付金という形で寺に対して金銭的な支援を行うことで、寺から境内にある墓の維持管理や葬儀・供養などをしてもらえるのです。

檀家側から見て、供養をお願いしている特定の寺のことを「檀那寺」(だんなでら)と言います。実家の檀那寺を知らない人は、一度親族に聞いてみましょう。

学問寺

学問寺(がくもんでら)とは、僧侶が勉強や修行を積む寺のことです。各宗派の総本山・大本山などがこれにあたり、経典修得のための読経や写経をはじめ、宗派によっては瞑想(めいそう)、坐禅(ざぜん)などの修行を行います。

例えば、真言宗智山派(しんごんしゅうちさんは)の総本山である「智積院」(ちしゃくいん:京都市東山区)では、宗祖「弘法大師」(こうぼうだいし:空海[くうかい])の教えを学び、厳しい修行を行う学問寺として、他宗派の僧侶や一般の学徒(がくと:学問の研究をする人)にも開放。多くの学匠(がくしょう:学問に秀でた人)を輩出しています。

祈祷寺

護摩を行う僧侶

「祈祷寺」(きとうでら)とは、祈願の目的で建立された寺のことです。かつて、大名戦国武将が先祖を供養するための供養寺とは別に、ご利益(ごりやく)の祈願や一族の繁栄、戦の無事を祈るために建立しました。

現代では、真言宗や天台宗などの密教系の寺が代表的で、密教特有の「護摩」(ごま)という方法で本尊に願いごとの成就を祈ります。「護摩」とは、サンスクリット語の「供物」(くもつ)、「いけにえ」、「供物を捧げる」を意味する「ホーマ」が語源。焚き上げた炎に供物を投げ入れることで、煩悩(ぼんのう:心身を悩ます心の働き)を焼き払う儀式のことです。

護摩ではまず、「護摩堂」(ごまどう)と呼ばれるお堂に置かれた護摩壇(ごまだん:護摩を焚く炉を備える木製の壇)に薪を焚いて炎を灯します。そこに供物を入れ、次に願いごとを書いた護摩木(ごまき)を投入するという祈祷法です。護摩の炎そのものが仏の智慧(ちえ)を表し、護摩木を投じることで、煩悩を焼き清め、願いを成就させます。

護摩を行う祈祷寺の例としては、「成田山新勝寺」(なりたさんしんしょうじ:千葉県成田市)や「川崎大師 平間寺」(かわさきだいし へいけんじ:神奈川県川崎市)などが有名です。

厄払いや新車が納車されたときの交通安全祈願、七五三などの際には神社に訪れる方も多いと思いますが、密教系の寺でもこのような祈祷ができます。

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