

宮城県白石市にある神明社さん。 わかりやすく言うと白石城のとなりにある神社です。 アクセスは東北自動車道白石インターチェンジから車で10分、東北本線白石駅から徒歩で15分の場所にある。 国道4号線から入ってすぐだよ。 最初神社の場所がいまいちよく分からず車を遠くに停めてしまい、歩いて山を上がって行ってしまった。 歴史は古く807年にあの有名な征夷大将軍坂上田村麻呂が造ったと言われているようだ。 その後藤原秀衡、白石城を築いた蒲生氏郷、上杉景勝に庇護されてきた神社と言われている。 歴史好きならみんな聞いたことのある武将ですね。 この時点でかなり興味深い神社だね。 その後1600年に白石城の戦い(関ヶ原の戦いの年に徳川家康と伊達政宗が協力して上杉景勝と戦った戦)によって伊達政宗が城を勝ち取り、1602年に片倉景綱が城主となり片倉家が、白石城の鎮守社として明治まで長く続いたそうだ。 元は伊達政宗の城だったので取り戻した形だね。 1899年に火事で消失してしまい、その後再建されたようです。 現在の場所は、白石城の二の丸があったところのようです。 当然ながら白石城のとなりにあるので山の上にあるわけだけど、今は車で上まで上がって行けるので楽だよ。 散歩がてら行くんであれば、白石城の西側が公園になっているからそこの駐車場から歩いて行けますよ。 主祭神は天照大御神。 伊達政宗公と片倉景綱を祀ってある。 例祭日は4月15日と10月16日 まず上記の歴史を知った上で訪れた方が、より感慨深いかなあと思いますよ。 歴史上有名な武将が関わっているので、お参りをして少しでもあやかりたいな、なんてなことを思いました。 神社の中にある御神門は伊勢皇大神宮の第六十回式年遷宮のときに、古い殿舎を撤去する際に、縁の深かった神明社に内玉垣御門の一部をいただき今に至っているそうです。 神明社にお詣りをしながら、白石城を眺めて歴史に想いを馳せるというのも、中々いいんじゃないかなと思いますよ。