報徳二宮神社
日光市にある報徳二宮神社は、古くから栃木県内で信仰されてきた神社です。東武線下市駅から徒歩3分です。元々は日光二社(日光東照宮と日光二荒山神社)の一部として鎮座していましたが、明治時代の神仏分離政策により独立し、現在の姿となりました。報徳二宮神社の歴史は古く、創建は1898年明治31年ですが、祭神は応神天皇と仲哀天皇とされています。この二柱の天皇は、古代日本の王権を守り、国家の安寧と民衆の幸福を願った偉大な存在とされています。そのため、報徳二宮神社は国家の繁栄と人々の幸福を祈る神社として多くの信仰を集めています。
神社の境内には、立派な鳥居があり、参道が続いています。参道には多くの石灯篭が並び、静寂な雰囲気が漂っています。参道を進むと、拝殿が現れます。拝殿は木造で、屋根には琉球瓦が使用されており、風格ある姿が印象的です。また、境内には神木として知られる大木もあり、大きな存在感を放っています。この神木は古代からの信仰の対象とされており、参拝者はそのパワーを感じることができます。さらに、報徳二宮神社は参拝のみならず、各種の行事や祭りでも賑わっています。例えば、初詣や七五三、お祓いなどの一般的な行事の他、毎年11月には「報徳祭」が行われます。この祭りでは、神輿や舞踊、露店などが設けられ、多くの人々が訪れて賑わいます。報徳二宮神社は、美しい自然環境に囲まれ、静かな雰囲気が漂っています。訪れる人々に安らぎと神聖な感覚を与えてくれる場所です。日光市を訪れた際には、ぜひ報徳二宮神社を訪れ、その歴史と神秘的な雰囲気を体験してみてください。
主祭神は、かの有名な二宮金次郎で、拝殿には、二宮金次郎のオブジェがあります。御朱印は二宮金次郎に季節の花やイベントにちなんだモチーフがかわいいです。東武鉄道大樹にちなんだSL大樹守800円など、かわいく集めたくなるものばかりです。二宮金次郎は勤勉で学問の神様として有名ですが商売繁盛などの幅広いご利益があります。