成田山新勝寺
成田山新勝寺は、千葉県成田市にある真言宗智山派の大本山で、不動明王信仰の一大中心地です。開基は平安時代中期の天慶3年(940年)と伝えられ、空海作とされる不動明王像を奉じた寛朝僧正が平将門を調伏したのが始まりとされます。その後、源頼義や源頼朝、千葉常胤、徳川将軍家や水戸藩主徳川光圀などの関東有力武将の崇敬を受けました。江戸時代には、歌舞伎役者の初代市川團十郎が成田不動に帰依して「成田屋」の屋号を名乗り、不動明王が登場する芝居を打ったことなどもあって、庶民の信仰を集め、成田参詣が盛んになりました。明治維新以降も、戦時下の人々の精神的な助けとなるお札や加持祈祷などで多くの人々に親しまれました。
成田山新勝寺では、季節やイベントに応じて様々な行事やサービスを提供しています。
毎日6時から15時まで(土日祝は6時から16時まで)、本堂で不動明王に対する護摩供が行われています。参拝者は、自分の願い事や悩み事を書いた護摩木を奉納して、御護摩に参加することができます。
七五三:11月には、3歳・5歳・7歳の子どもたちの健やかな成長を祈る七五三の祈祷が行われています。参拝者は、子どもたちの名前や年齢を書いた短冊を奉納して、七五三の祈祷に参加することができます。
初詣:1月には、新年の安全と幸福を祈る初詣が行われています。参拝者は、おみくじやお守りを購入したり、縁起物の餅や豆などを授かったりすることができます。初詣の参拝客数は、全国第2位(寺院では第1位)の約300万人に達します。
重要文化財に指定された多くの御堂や塔なども見どころです。
本堂:江戸時代後期(1789年)に建立された本堂は、高さ約16メートル、桁行約25メートル、梁行約18メートルの大きさで、日本最大級の木造建築です。本堂内には、空海作と伝えられる不動明王及び二童子像が安置されています。
成田山新勝寺は、東京から車で約90分、電車で約120分の距離にあります。アクセスも便利なので、気軽に訪れることができます。成田山新勝寺は、不動明王信仰の一大中心地として、歴史と文化の息づくお寺です。ぜひ一度、足を運んでみてください。






