

金蓮院は永正年間創建とされている真言宗豊山派の寺院です。JR・京成金町駅から北東へ徒歩5分ほどの場所にあります。 銀杏やもみじの紅葉が美しい寺院として知られています。11月末ごろに訪れましたが、山門の脇にある大きな銀杏の樹が黄金色に色付きとてもきれいでした。境内に入ると鐘楼の手前にある紅葉が橙色や赤色に色付き始めていてこちらも美しかったです。境内は樹齢450年とも云われている「羅漢槇」の巨木も見る事が出来ました。とても緑豊かで色々な樹の紅葉を楽しむ事が出来ましたよ。 山門をくぐると正面には重厚な造りの本堂があり、本堂手前には弘法大師像や愛染明王石像、本堂の横に回ると六地蔵尊などが安置されていました。本堂は1718年建造。かなり歴史がある建造物でした。境内には他に鐘楼や客殿、大師堂などもありました。客殿の前に置かれている石灯籠には急須と湯呑みが彫られている珍しい灯籠でした。石碑や石板も多く見ごたえがある寺院でした。