本覚寺
小町大路沿いに境内を構える日蓮宗の寺院、本覚寺を参詣しました。
源頼朝が御所の鬼門の守護のために建立した夷堂があった場所に建てられた寺院ということで知られる本覚寺。夷堂は今の山門前にあったと伝わります。今は境内に昭和56年に再建された夷堂を見ることができます。
仁王門をくぐり境内に入ると右側に夷堂、正面に本堂があります。本堂を右側に進むと日蓮の分骨を祀る日蓮御分骨堂を見ることができました。
そのほか、応永17年(1410年)の銘が入った梵鐘が吊るされた鐘楼や鎌倉時代末期から南北朝時代初期に活動した刀工、岡崎五郎正宗のものと伝わる墓所がありました。
朝のうちに訪れたので境内はとても静かでゆっくりと参詣することができました。