

福井県勝山市にある、由緒正しい神社、白山神社は、養老元年の泰澄大師の手によって創建されたそうです。白山信仰の拠点のひとつとなった平泉寺は、室町時代の最盛時を迎えたものの天正二年に全山焼失し、その後、顕海僧正が再建し、江戸時代から令和現在に至るまで人々の信仰と庇護を受けてきた神社です。その古くから信仰の熱い神社には奥の宮があり、白山国立公園特別指定区域内に位置し、山々をまたいで広大な敷地を有しています。その中で、白山は標高や地形、雪どけ時期などの違いから多様な環境が形成され、それぞれの環境に適した植物が生息しています。 また、大変希少な大型猛禽類などが全国的に比べたくさん生息しています。このように豊かな自然の魅力が、白山の四季折々の景色を彩っており、多くの登山者に古くから根強く愛されている理由でもあります。さらに、ご来光登山の為に山泊でアックする登山者が多く、山頂のご来光と、白山神社の奥の宮参拝は人気です。