

国道52号線を走って下山地区に入ると間もなく、「お葉つき銀杏」の案内看板が見えます。 矢印の先にあるのが「長栄山 本国寺」です。お葉付き銀杏(イチョウ)は、葉の上に実を付ける変種のイチョウで全国に20本ほどしかないそうです。身延町にはなぜか他にも8本あります。ここ本国寺のお葉付き銀杏は、日蓮上人が700年以上も前に植えたものだそうで、樹齢は当然700年以上、高さ30m、幹廻りは6mの大変大きな木です。紅葉の時期にぜひ訪れてみてください。 このお寺の周辺には、甲斐武田一族の穴山氏が居城を置いていた下山城があったそうで、寺の中に下山城址の石碑が建っています。また、境内には穴山梅雪を祀る穴山八幡神社もあります。