南宮大社
南宮大社は古く神話の時代、伊耶那美命(いざなみのみこと)が火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)をお生みになられた際にお生まれになられた鉄鉱・鉱山を司る金山彦大神を主祭神として、相殿神に彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)、見野命(みののみこと)をお祀りしています。お生まれになられた姿が、流鉄に似ていたことから鉄鉱・鉱山にまつわる神として人々の崇敬を集めるようになったといわれており、現在でも南宮大社は金属の総本宮として全国の金属業・鉄鉱業・鍛冶の皆さまから厚い信仰を集めています。現在はコロナで、参道周辺のお店も閉まっており寂しい感じですが、大祭や、お正月には沢山の参拝客で賑わうお社です。金属業、鋼鉄業の神様ですので、南宮大社の奥にある稲荷神社に向かう100本鳥居には沢山の会社の名前が刻まれており、古くから親しまれていることがうかがえる。ハイキングの登山道も近くにあるので、登山客の姿も見られる大社です。