

奥の院は、和歌山県伊都郡高野町高野山にある弘法大師御廟といわれているところです。高野山は弘法大師・空海により真言宗の信仰中心地とされています。その高野山の中でも奥の院は1番の聖域とされています。高野山は全体が霊場となっていて歴史的な有名人のお墓や供養塔などたくさんあります。一ノ橋から始まって、中ノ橋、御廟までの間には豊臣家の墓所や織田信長の供養塔、上杉謙信の霊屋や武田信玄と勝頼のお墓、石田三成や明智光秀の供養塔など誰もが知っているような歴史上の人物のお墓や供養塔があります。その他には大企業の大きな供養塔や墓所が所狭しと並んでいて圧巻です。しかしながらこの奥の院は何百年もの間そこにあるたくさんの大きな杉の中にあり、一千年以上も前から強い信仰の元護られてきた場所なんだと歴史を感じる場所でもあります。大昔からそこにある墓石はとても古く、たくさんの苔に覆われていたり崩れかけていたりするのもあります。御廟の橋より奥は撮影は出来ません。ここからは一段と雰囲気が一変しています。言葉では伝えきれない神聖な場所なんだと感じる場所でもあります。