西教寺
西教寺は天台系仏教の一派である天台真盛宗で400か寺以上の末寺を持つ総本山で、日吉大社の北側に位置します。
創建は聖徳太子で669年(天智天皇8年)に西教寺の号を下賜されたと伝わります。
室町時代に比叡山で修業された真盛上人が戒律・念仏の根本道場として再興されました。
その後、織田信長の焼き討ちによって焼失し、坂本城主になった明智光秀によって復興され現在に至っています。
2020年放送予定のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』の主人公「明智光秀」ゆかりの地です。
幟が掲げられ、放送に向け準備万端です。
桜や紅葉が美しいお寺です。
京阪石山坂本線の坂本比叡山口から日吉大社経由で西教寺へ行くのが一般的な道順だと思います。
駅から日吉大社への上り、そして日吉大社から西教寺へは下って上る道となっています。
昔の人の足腰の強さを感じながら訪れるとより印象深く見学できると思います。
帰りに鶴喜そばを食べるのも良いですよ。