狭井神社
大神神社へお参りした後には、この狭井神社へも必ずお参り致します。大神神社の社殿を前にして 左後方を戻るように降りて行くと祈祷殿がありその前を通って行くと、くすり道 と書かれている石の看板が目に入りその道をずっと登って行きます。その道沿いには薬品会社さんがご協賛された玉垣(石の柱)が沢山並んでいます。なぜなら この神社は大神神社の摂社で、病気平癒・身体健康の神様として信仰を集められているからです。疫病除けの祭で多くの医療関係業者が参列する 薬まつり としても有名です。くすり道には薬品関係業者さんが奉納された薬木や薬草が植えられていて、お花や緑の草木を眺めながら飽きずに登れます。歩き進めると、大神神社の明るい雰囲気とは違い、木々に囲まれていて少し薄暗い感じになりますが 時折差し込む木洩れ日が気持ちよく、清涼感を感じ、不思議に心が落ち着きます。やがて大きな鳥居が現れ、左手には大きな弁財天様の池があります。その先、すぐに狭井神社が見えてきます。境内は広くはありませんが、静かで清々しい雰囲気です。拝殿の左後ろには井戸があり、太古の時代から薬水と称して、この霊泉は万病に効くと伝えられています。この井戸が狭井神社の 狭井 の名前の由来になっています。この井戸の水は持ち帰り可能で、空のペットボトルに、ご神水を汲んで頂けますし、紙コップが用意されていますので この場所で飲む事が出来ます。もちろん無料です。(すでにご神水が入ったペットボトルや空のペットボトルは売っています。)わたくしも年齢を重ね、身体の不調があちらこちらにありますので一生懸命にお参りをし、ご神水を頂きました。そして境内には三輪山(ご神体)へ登る入り口があります。初めて参拝した時はその登拝口を見て、いきなりの急登な山道に 私には無理だわ と思っていました。2022年に参拝させていただいた時にはコロナ禍でもあり入山は中止になっていました。最近登山をするようになったので、コロナが落ち着いて登れるようになった時には ぜひ登拝してみたいと思いました。