国宝
鳥取県東伯郡三朝町にある三徳山三佛寺投入堂。今年の夏初めて息子8歳と訪れました。鳥取市内から車で1時間程で着きました。まず志納金として受付で大人400円、子供(小学生、中学生)200円を麓の受付で支払います。入っていくと多くの参拝場所があり奥に進んでいくと入山受付があります。入山料は大人800円、子供(400円)です。受付に入山時間と名前を記入し輪袈裟をかけたのち、藁草履を履き入山しました。藁草履は必ずではありませんでしたが気分を出すためにも購入して入山しました。後日談ですが、藁草履を購入して正解でした。(ほとんど滑りませんでした)入山してみると日本一危険な国宝の意味がよく理解でしました。最初は危険は感じませんでしたが、登るにつれ急な坂やほぼ垂直な崖をロープだけを頼りに登ったりと非常に危険を伴った参拝です。修行の道という言葉が一番合うと思います。途中半分程進んだ所に文殊堂があります。標高500メートルの岩場に建てられており、休憩の為立ち寄りました。高い所にありますが手すりなどは無く高い所が苦手な方にはきついかもしれません。しかしながら絶景です。夏に行きましたが、気持ちの良い風と近くの山が全て一望できます。日本海も少し見えます。行きも帰りも寄ってしまいました。そこからさらに登ると洞窟の中に建てられた観音堂が姿を表します。観音堂の裏手に胎内くぐりとされた場所があり、新しい自分に生まれ変わることを意味しているそうです。この道を抜けるといよいよ投入堂です。断崖絶壁にある投入堂。どのように建てられたかなど非常に興味がわきました。自然と調和した美しさはこれ以上ないと感じました。子供もこれまでの疲れが嘘のように見入っていました。ここからは下山になります。登ってきた道のりとほぼ同じ所ですが、下山の方が滑りやすく危ないと感じます。くれぐれも急がず慎重に進むことをお薦めします。投入堂などどのように建てられたかは謎が多く解明されていないそうです。非常に険しく危険な所が多いですが、ここでしか味わえないことが多くあり子供も私も大満足です。皆様にも是非行ってほしいです。