三徳山三仏寺
鳥取県三朝町にある「三徳山三仏寺」に行ってきました。
冬季は封鎖されているということで、真夏の訪問でしたが、空気が澄んでいて気持ちが良く、山の緑の色も濃い時期となり、とても良い時期の訪問になりました。
三徳山三佛寺は標高900メートルの三徳山に境内を持つ山岳寺院でその寺院まではかならず登山でなければ行けません。また投入堂を間近で見るためには、かなりの山道を辿っていかなければ行けませんが、山道は思いの外険しく、安易な靴だと登ることを拒否されます。私の靴もダメとのことで、入り口で草鞋を900円で購入し、裸足に草鞋を履いて険しい山道を登ることになりました。しかし、その草鞋は、滑りにくく軽くて歩きやすく、どんな場所でも軽々と歩くことができ、こんな機会が無いと、草鞋を履くことは無かったので、逆に草鞋しかないという選択で歩いて本当に良かったです。また奥院である投入堂は垂直に切り立った絶壁の窪みに建てられた他に類を見ない建築物で、国宝に指定されていて、しっかりと険しい山道を登った先に見える投入堂は圧巻の見応えでした。
詳しい建造時期ははっきりとしていないとのことですが、どんな形で、どうやって建てたの?と本当に今まで見たことのない景色、ぜひ一度登っていただきたいです。またその投入堂までの間に、絶景の箇所が2ヶ所以上あり、リュックサックに飲み物と少し食べれるものを持って休憩しながら登るのもおすすめです。夏場はかなり暑く、登り始めると全く飲み物の販売場所、トイレも無いので、しっかりと準備をしていってください。草鞋を履く方は、歩きやすい分、砂埃や汚れなどが素足につきやすく、登り終えた頃には足は真っ黒なので、タオルも忘れないように。追加としてオススメなのは軍手の販売があるので軍手はかなりおすすめです。蔦や鎖、地面を持って登る場所が多くあるので手を守ることは忘れないでください。春から秋までは登れるようなので、ぜひ鳥取県まで行かれる際は「三朝町」に行かれて、三徳山三仏寺まで行ってみてください。