中山神社
津山市一宮にある美作国の一宮「中山神社」です。
津山市街から向かう道路はところどころ細かったです。駐車場は鳥居そばに3台ほどと鳥居の横を登ったところにあります。
鳥居をくぐり、砂利の参道を行くと本殿が見えてきます。本殿は永禄2年(1559年)建立の長い歴史を持つ国指定の重要文化財で、約42坪の床面積は単一の社では全国で5本の指に入る大きさだそうです。ちょうど人の少ない時間に伺ったので、より厳かな雰囲気を感じることが出来ました。境内には樹齢500年のイチョウの木、鳥居の前には推定樹齢800年の立派なケヤキの木があり、その存在に圧倒されました。
本殿から北へ約200メートルほどの雑木林のような薄暗いところを歩いていくと、岩肌に猿神社という小さな祠があります。今昔物語に登場する「中山の猿」の霊と、日本神話の神・猿田彦神がまつられていて子宝や安産に御利益があるそうです。参拝された方が奉納された猿のぬいぐるみがあったり、変わった顔の狛犬に会えました。