

愛媛県西条市小松町に四国八十八カ所霊場第六十一番札所の香園時(コウオンジ)があります。開創は皇子だった聖徳太子が用明天皇の病気平癒を祈願して、この地に創建したと言われているそうです。 その後、弘法大師にが四国巡礼の際に、山の麓で難産に苦しんでいた妊婦に出会い祈祷したところ無事に男の子を安産したことから、「子安の弘法大師」といわれる由縁となったそうです。四国八十八カ所の中でも古いお寺になります。 地元の方のみならず、県外からも安産のお参りに参拝しに来ています。第一駐車場と第二駐車場を合わせると約70台の駐車スペースがありました。駐車場から西に向かって敷地に入っていくと大きな大聖堂が見えてきます。手前に手水鉢や鐘楼がありました。大聖堂は建物の右側に階段があり、そこから中に入れます。中央に大日如来像が祀られており、右横には弘法大師の像が祀られていました。子安大師堂には、安産祈願の参拝者の方の祈願がされていました。