千栗八幡宮
千栗八幡宮へ足を運んでみました。
千栗とかいてちりくと読みます。
佐賀県三養基郡みやき町にあります。
毎年3月15日にお粥だめしというお祭りごとが行われています。日本三大粥祭りに数えられる不思議なお祭りです。その年の吉凶を占うお祭りで、1200年以上の歴史を持っています。2月に大きな鍋でお粥を炊き、銅製の鉢の盛り、箸を十字に渡して東西南北を定め、肥前、肥後、筑前、筑後の4カ国に分け本殿に納めます。
3月15日にそのお粥のカビの生え具合をみて各地の天候や農作物の出来具合、台風、洪水、干ばつ、地震、火災などを占います。
地元の小学校に通っていましたが、社会科見学をしたりして調べたことを懐かしく思います。
地元の方は、毎年この時期は今年の吉凶はどうなのかと楽しみにして参加しています。
また、千栗八幡宮の地元の方に愛される理由はお祭りごとだけじゃないと思います。
その一つとして本殿に行くまでに100段を超える石段の階段があります。
この石段で小さい頃からトレーニングをしてオリンピックで金メダルを取った柔道家がいます。その柔道家の栄光が階段のそばに石碑として置いてあります。地元の学生たちはよくこの石段の階段でトレーニングを行って体を鍛えたりもしています。自分も小さい頃は部活で活躍したいという思いでこの階段を駆け上がりました。社会人になりたまに近くを通った時に学生たちがトレーニングをしている姿を見るとつい応援したくなります。
学生の頃から触れ合ってきた方が多いので、地元の方に長くから愛されてきた場所なのだと感じています。
ただ、石段の階段はとても急で段の幅もバラバラなので足元には十分気をつけてください。体力的に自信がない方は裏が坂で車で通ることができるのでそちらをご利用ください。
お祭りに興味のある方や、体力に自信のあり石段でトレーニングしたい方は是非足を運んでみてください。
自然も多くふらっと立ち寄るだけでも十分リラックスすることができると思います。
住所 佐賀県三養基郡みやき町白壁2403