
熊野市井戸町に鎮座する大馬神社を参拝しました。熊野市街から車で20分ほど。県道156号・飛鳥日浦線から脇道に入り、山道を登り詰めた場所にありました。 清流が流れる小川に沿って、杉の木立に囲まれた石畳の参道があり、小川のせせらぎを聴きながら参道を進むと社殿に着きました。 こじんまりとした社殿でしたが荘厳な雰囲気の御社でした。社殿の背後には「清滝」という滝がありとても神聖な雰囲気を醸し出していました。 大馬神社は809年に創建された天照大御神を主祭神とする神社で、水波能売神、天児屋根命、譽田別命、仁徳天皇、神武天皇、大山祗命、左鏡田村麿将軍、白馬大明神、宇賀御霊大神、白龍大神の10柱も合わせて祀っています。 境内に狛犬がないのは海岸の獅子岩が阿形、神仙洞の人面岩が吽形の狛犬にたとえられているそうです。