熊野三山・熊野速玉大社
熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)は、和歌山県新宮市にある神社です。
同じく和歌山県内にある、熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)、熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)と並んで、三社を総称して「熊野三山」と呼ばれています。
熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)を主祭神としており、この二柱は夫婦神で、日本初の夫婦となった神様としても有名です。
夫婦神を祀られることから、熊野速玉大社は、縁結びや家内安全のご利益があるといわれています。
2004年7月に登録されたユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の構成資産・大峯奥駈道の一部となっており、敷地内には「世界遺産」書かれた大きな石板もあります。
総数1,000点を超える「古神宝類」は国宝に指定されています。
また、境内には樹齢800年超の「梛(なぎ)の大樹」があり、御神木であり天然記念物に指定されているようです。
JR東海の紀勢本線の新宮駅から徒歩10〜15分程度で、無料の駐車場もあります。