縁結びで有名な神社です
浅草駅から10分くらい歩きます。川沿いを歩くので、景色は下町の雰囲気がとても懐かしい感じがします。歩いていると今戸神社の幡が見えて来ますので、道に迷うことはありません。左手に鳥居何あり、真ん中のスペースに休憩できるテーブルと椅子があり、右手の奥に参拝する神社が見えます。御祭神は
應神天皇(おうじんてんのう)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
福禄寿(ふくろくじゅ)…七福神の内の一神
後冷泉天皇康平六年(一〇六三年)、時の奥羽鎮守府将軍伊豫守源頼義・義家父子が、勅令によって奥州の夷賊安部貞任・宗任の討伐の折、篤く祈願し、鎌倉の鶴ヶ岡と浅草今之津(現在の今戸)とに京都の石清水八幡を勧請したのが今戸八幡(現在の今戸神社)の創建になります。そして、昭和十二年七月に、白山神社を合祀、その後今戸神社と改称。應神天皇の御神徳は武運長久と慈愛をこめて子を育てる大愛を本願としております。
伊弉諾・伊弉冉の二柱の神は、古事記を読んだことがある方はよく知っていると思いますが、天神の命を受けて、日本の国土を創成し、諸神を産み、山海や草木を生したといわれる男女の神で、古くから産霊の神として仰がれています。”古事記”や”日本書紀”を見るまでもなく、縁を結び、生産の基盤を固める神として崇められてきました。
浅草名所七福神が、九社寺あるのは、「九は数の究み、一は変じて七、七変じて九と為す。九は鳩であり、鳩があつまる状態から「集まる」意味をもち、又、天地の至数、易では陽を表わす」という古事に由来したことによります。
今戸神社は、八社の一社で縁結の神様が祀られております。
「東京下町八社参り」は八つのお社をお参りして八つのお恵みを受けることです。ご家族の皆様方の開運授福を祈り、それぞれの御神徳を頂くことにより末広がりの人生の平安が授けられます。
八社参りは、お近くのお社よりお参りしてもいいそうです。正月一日から七草まで年の始めにご家族の開運・無事息災を祈り、お守を受けられることで、八方開きにも通じます。
八は末広がりで演技がいいとされています。古い歴史を有する浅草には、観音さまの境内を中心として広く各所に名跡があります。ぜひ縁結びのご利益をいただきに行ってみてください。