

こちらの延命寺は宮城県白石市にあるお寺。 白石駅から徒歩5分という近さなので、観光客も多いようです。 ちょうど訪れた日は天気も良く、平日でしたが何人か来ていたようでした。 お寺の西側には駐車場もあり、そこから見える大木がとても立派で印象的でした。 まずお寺の敷地に入る前に見える山門は登録有形文化財にもなっている、白石城厩口門です。白石城から移築されたものらしい。なので白石城の守備の要なので、矢や鉄砲を打つ格子があるのが特徴的。 門をくぐると緑が多くとても雰囲気の良いお寺さんです。ちょうど桜も咲いていてとても綺麗でいい写真も撮れました。 こちらには安珍地蔵尊、別名ころり地蔵尊という地蔵尊がある。種々の伝承が残っているようで興味深い。歌舞伎「道成寺物語」にもなっているという、有名な地蔵尊のようです。 色々と面白い逸話などが残っているものですね。 また今は地名にもなっている「不澄ケ池」すまずがいけと読むようですが、武蔵坊弁慶が錆びた薙刀を研いて以降池の水が赤褐色に濁り澄むことが無くなったからとのことから、この名前が付いたようです。 面白いですねー。源義経や弁慶の話は東北にけっこう残っていますね。 また毎年7月15日、16日にはお祭りが行われるそうで15日の宵まつりには山門前に露天が立ち並び大勢の人で賑わうそうです。一度行ってみたいものです。 とても興味深いお寺なので是非一度訪れるといいでしょう。