

愛宕神社と書いてアタゴジンジャと読みます。東武伊勢崎線の館林駅から徒歩で10分位の場所にあります。 愛宕神社の御由緒は、文武天皇4年(700年)に修験道の開祖である役小角(えんのおづの)が山城国(現在の京都府南部の旧国名)愛宕神社の祭神「火産霊命(ほむすびのみこと)」を勧請(離れた場所にいる神様や仏様に対して、こちらへ来てくれるように祈り願う事)したと言われています。 鎌倉幕府5代執権の北条時頼が社殿を建てました。その後は慶長7年(1602年)には館林城主の榊原康政が社殿を修復などをするなど歴代の歴代館林城主から崇敬されました。この中には後の5代将軍となる徳川綱吉もいました。綱吉は、社殿を改築し建物に葵の御紋の使用を許可しました。その為、賽銭箱や屋根などに葵の御紋を見れます。以後その修理を幕末まで幕府または館林藩が行ってきました。 この神社の御朱印は館林長良神社で頂く事が出来ます。 拝殿の奥に小高い山(多分、山とは呼ぶ事は出来ない高さですが)があり、御本殿はその上にあります。 住宅街の中にありますが、自然に囲まれているので落ち着いた雰囲気です。この雰囲気に癒されます!