

「國束寺(国束寺)」は「くづかじ」と読みます。 三重県度会町の豊かな自然の中にひっそりと佇む山寺で、寺の裏側に広がる国束山頂(標高411m)に聖徳太子の命により建立されたのが始まりとされています。 第二次世界大戦後、山頂にあった寺を度会町平生に移設したようです。他にも、一部を大阪の四天王寺に移したようですね。 現在では、平生のものが本堂として扱われ、山頂のものが「國束寺旧本堂跡」とされています。平生の本堂から國束寺旧本堂跡までは1時間程度で着きますので、軽いハイキングとして丁度いい距離だと思いますよ。また、反対側の玉城町側のアスピア玉城からも登ることができます。こちらも同じく1時間程度で山頂です。難所はなく、しっかりと整備された歩きやすい道です。でも、たまにスズメバチなどが巣を作っているので注意が必要です。 また、境内には、「十月桜」という全体の3分の1が10月末から11月初めに咲く桜の木があります。紅葉と桜が一緒に楽しめるみたいですね。