

JR竹下駅から徒歩5〜6分程度のところにある、那珂八幡古墳の上の神社です。駅から東方面・筑紫通方面へ歩いて行くと、土地がこんもりとしておりとても大きな樹木に覆われている場所が左側に出現します。那珂八幡古墳は、福岡市指定史跡となっており、樹木たちの樹齢はいったい何百年、いやもしかして何千年かも?と思わせられるような大きな木がそびえ立っており、神社を守っているようです。そのためか空気がとても澄んでいる感じがします。九州ではかなり古い前方後円墳とのことです。 入口は2か所にあり、表と思われる東側(筑紫通側)の鳥居には柱に寛永三年建立、明治四十二年再建、と彫られています。扁額には”八幡宮”の文字。石段を上って行くと本殿があります。お賽銭を納めて見上げると本殿の中の天井に、色鮮やかな多数の絵たちが!!これが本当の「絵馬」なのでしょうか、勇ましい武士の絵の数々はどれもとても丁寧に描かれていて綺麗でした。 高く大きな樹木たちに守られ、風が吹くと木々のざわめきも心地よく、夏場でもここは涼しいのだろうなと思いました。参拝しているとどこからともなく境内に三毛猫さんがやってきていて、声を掛けられました。とても可愛い猫でした。 専用の駐車場はありませんが、JR竹下駅から近く、西鉄バスの宮園停からも徒歩10分はかからず、どちらからでも行きやすいと思います。