

先日、三石神社に参拝に行きました。三石神社(みついしじんじゃ)は、兵庫県神戸市に位置する歴史ある神社で、多くの信仰が寄せられているスポットです。この神社は、神戸市の中でも特に海に近い場所に建てられており、観光客はもちろん、地域住民にとっても親しみのある場所となっています。 神功皇后が、三韓遠征に向かう際、産気づいて、鎮懐石や月延石と言われる3つの石を腰に巻き、出産を遅らせました。帰国後、無事に出産を果たしたという話なども残されており、こう言った事が、神社の名の由来だと言われています。 神前に手を合わせます。三石神社は、その長い歴史の中で地元の人々の生活と密接に結びついてきた神社であると言えるでしょう。 三石神社の建築は伝統的な神社様式が保持されており、落ち着いた雰囲気が漂っています。境内に入ると、まず目を引くのは大きな鳥居です。この鳥居は神社の入口を象徴しており、参拝者を非日常の空間へと誘います。 境内には、手水舎や本殿が整備されており、本殿は神聖さを強調する素晴らしい建築物です。参拝者は、まず手水舎で手を清め、次に本殿に向かってお祈りをします。境内は広々としており、四季折々の自然を楽しむことができるため、参拝だけでなく散策にも適しています。 三石神社は、女神(じょしん)神功(じんぐう)皇后をお祀しています。 皇后様が応神天皇をご懐妊の際、当地の三つの石を身に付けて安産を祈願したと伝えられています。 その故事により、 当社は三つの石が入った「祈石」を今も安産御守とし、 その小石の色が白二個であれば男子、黒二個であれば女子を出産すると占ったそうです。 大正14年11月皇太子妃殿下、昭和2年8月に皇后陛下のご安産祈念お守り等を献上し、 平成13年6月、皇太子妃雅子殿下のご安産ご祈念の腹帯・お守り・三石安産祈石等を、宮内庁を通じてお届けしています。 戌(いぬ)の日は腹帯を着帯する日(犬の安産にあやかる)です。安産祈願は、戌の日それ以前の吉日に行います。 厄除開運 等神功皇后は”厄除けの神”応神天皇(八幡大神)のお母さんであります。 更に、天照皇大神・素盞嗚大神を合わせ祀っています。 地域の文化や伝統を後世に伝える重要な役割を果たしており、地域の絆を深める機会となっています。