建仁寺
今回は京都にある建仁寺を紹介致します。
建仁寺は禅寺と言われるお寺になります。
建仁寺は1202年(建仁二年)将軍源頼家が寺域を寄進し栄西禅師を開山として宋国百丈山を模して建立されました。元号を寺号とし、山号を東山(とうざん)と称します。
アクセスは電車の場合。
京阪電車「祇園四条駅」より 徒歩7分
阪急電車「河原町駅」より 徒歩10分
バスの場合。
JR京都駅より 市バス 206系統、100系統
市バス「東山安井」より 徒歩5分
市バス「南座前」より 徒歩7分
市バス「祇園」、「清水道」より 徒歩10分となります。
拝観時間は
午前10時〜午後4時30分受付終了(午後5時閉門)となっています。
拝観料金は、
一般 600円 中高生 300円 小学生 200円 小学生未満のお子様は無料になります。
建仁寺で有名な物と言えば法堂の天井いっぱいに描かれている双龍図でしょう。双龍図は法堂の天井いっぱいに阿吽の口をした2匹の龍が描かれています。阿形の龍は手に玉をつかむ。仏法守護として、また水の神として仏法の教えの雨(法雨)を降らせるたとえから、禅宗の法堂に描かれることが多く禅寺にはよくあります。ただ建仁寺法堂は古くより龍は描かれず素木(しらき)とされてきたが、1年10ヶ月の歳月を経て、建仁寺創建800年を記念して平成14年(2002)4月に小泉淳作画伯の筆により建仁寺法堂に完成したものになります。圧巻の双龍図は実物を自分の目で見て頂くのが一番です。
建仁寺にはもう一つ有名なものが展示されてあります。俵屋宗達筆 国宝 江戸時代 二曲一双 紙本金地著色。それは何かと言うと、風神雷神が描かれている屏風です。
屏風には落款も印章もありませんが、俵屋宗達の真作として、しかも晩年の最高傑作とされているそうです。二曲一双の屏風全面に金箔を押し、右隻に風神、左隻に雷神を描いています。現在は京都国立博物館に寄託しており、 建仁寺では、高精細複製作品の屏風画が展示されているそうです。
昔、風邪薬のCMであった風神雷神ですね。
是非、京都に行かれた際は建仁寺に寄ってみてはいかがでしょうか?
圧巻されます!