京都にある壮大な東本願寺
京都にある東本願寺に行ってきました。京都には東本願寺のほかに西本願寺があり、西本願寺から見て東側にあることから東本願寺と呼ばれています。こちらのお寺は、浄土真宗のお寺となっており宗祖である親鸞の木造を安置するために建てられたお寺です。江戸時代に火災に遭って消失していますが、明治時代に再建されたそうです。京都の町中にあるので、近くまで車で行き町を歩きながら東本願寺に向かいました。本願寺の周りは小さな堀があり、鯉が泳いでいます。門は非常に大きく、門前では小さなイベントが催されていました。門をくぐって敷地内に入ると、目の前に大きな御影堂が現れます。普段目にするお寺に比べると本当に大きく、さすが京都だなと思いました。御影堂の建物は履物を脱いで中に入ることができます。靴を脱いで階段を上がり、中にはいると大広間のような畳敷きの広い空間があり、正面に仏像があります。とても広く、畳の上に座ってお参りができるので、腰を下ろしゆっくりと仏像を見つめて穏やかな時間を過ごすことができました。天井もとても高いのですが、建物自体の高さは29メートルもあるそうです。御影堂は大きさもさることながら、随所に美しい装飾や彫刻が施され、建築物としても非常に見ごたえがありました。神聖な空気が漂っている空間なので、他の参拝者の方々もゆったりのお参りをしながら思い思いの時間を過ごされているようでした。御影堂でのお参りが終わり、左側にある阿弥陀堂にも参拝しました。阿弥陀堂と御影堂は渡り廊下でつながれていて、この渡り廊下は重要文化財に指定されています。こちらもとても大きく見ごたえがある建物です。廊下部分もとても広く、腰を下ろすこともできるので景色や建物を眺めながらしばしゆっくりとしました。私が参拝に伺ったときは日曜日でしたが、それほど混雑していなかったのでゆっくりと参拝できました。とても神聖な空間でありながら、町中にあって気軽に参拝することができるので近くに立ち寄った方はぜひ訪れてみることをお勧めします。