護王神社
護王神社は、京都御所の西にある神社です。最寄駅は京都市地下鉄『丸太町駅』で、徒歩で5分ほどのところにあります。奈良時代に活躍した和気清麻呂が祀られており、この方の果たした役割としては、『もし道鏡を皇位に就かせれば天下太平の世の中になる』という神のお告げが本当かどうかを九州の宇佐八幡宮に確認しに行くという大役だったそうです。結局、道鏡の怒りを買ってしまう結果となって島流しにあいますが、その道中で300頭のイノシシに助けられて道案内をしてもらったというエピソードが残っています。そこから足の病気も治ったという故事により、今では足腰の守護神として、全国から参拝に来られます。境内には和気清麻呂さんの銅像と、日本一の大きなさざれ石があります。手水舎の水はイノシシの口から流れるようになっていて、何とも可愛いです。お守りのデザインは足腰の神にちなんで人の足型がプリントされていて、とてもユーモアのあるデザインになっています。