四季の風景
叡山電鉄の一乗寺駅から徒歩10分くらいのところにある寺院です。詩仙堂は、正しくは「おうとつつか」という名前から由来しています。江戸時代の絵師、狩野探幽が描いた中国の詩人三十六人の肖像画があり、その頭上には、石川丈山が記した漢詩が書かれています。それが「おうとつつか」の建物の中心にあったことから詩仙堂と名付けられたとのことです。現在、詩仙堂は曹洞宗大本山永平寺の末寺として多くの人に親しまれていますが、訪れる人の多くは四季折々の風景を楽しみに訪れます。春にはキリシマツツジ、アヤメ、夏にはホタルブクロ、キョウガノコ、秋にはシュメイギク、冬にはセンリョウやマンリョウ等それぞれの季節にお花が咲きます。花が庭園を演出している風景は1年中楽しめます。詩仙堂のご本尊は馬郎婦観音です。1200年以上前の歴史ある観音像です。開門時間は午前9時から午後5時までで拝観休止日は5月23日と決められています。拝観料は大人500円、高校生400円、小中学生は200円です。
皆さんもぜひお立ち寄り下さい。